今日の現場からdiary

海の見える家

  • 住宅
  • 2階建て
現場加工

現場加工

造作

基本構造は鉄骨の住まいだが、人に触れるところ、室内の空気に影響を与える部品は極力無垢材・自然素材とした。
現場では大工が、石膏ボードを仮の台にして棚板などの造作材の加工をしている。
多くの住宅では買ってきた新建材をそのまま取り付けるのみなので、大工によっては懐かしい作業となる事だろう。

キッチンセットを据える

キッチンセットを据える

仕上

2階の湯沸かしにキッチンセットが据わる。これは2階のホール専用。
セットの前の壁は防火性に優れたキッチンボード。
セットの前には扉が付いて、それを閉めてしまうとキッチンセットの存在は感じられなくなる。

上がり框

上がり框

仕上

全体に洋風の仕上げとなるこの住まいでは、玄関の上がり框に大理石を使用した。
ホールの床も同じ色合いの石でスッキリと仕上げる予定。
使い慣れた桧の丸太材の印象が残っているので、とても新鮮に感じる。

壁仕上げ下地

壁仕上げ下地

仕上

室内の多くの仕上げは珪藻土塗りであるが、2階の個室は和紙貼りで仕上げた。
下地は最もポピュラーな下地材であるプラスターボード。
和紙貼りの仕上げは、多くの木の家と同じ様に湿気の調整にすぐれ、清々しい室内を造るのに役立つ。

床暖房

床暖房

仕上

居間などのメインの部屋のベース暖房は電気式の床暖房。
熱源は0.5ミリほどの薄いシートなので、床板を施工する前に敷き込む。
室内に特に出っ張るような設備はなく、壁にコントローラーがあるのみ。
使いたいときに使いたいだけ・・・の暖房設備である。機器代も電気代も想像するよりズッとお得(たぶん)。

壁下地

壁下地

造作

キッチンなどの火や水を使う部屋の壁下地は、ケイカル板などの燃えにくく水に強い建材を使用する。
写真は2階の湯沸かしコーナーの壁下地。ここに小型のキッチンセットが入る、残りの壁はキッチンボードで仕上げる。
ケイカル板は石膏ボードより耐熱温度が高いので、薪ストーブ廻りの防火壁を造るときなどにも利用する事がある。

スイッチBOX

スイッチBOX

造作

壁下地に電気工事のスイッチBOXなどが取り付く。
壁下地のラス板のピッチは床から300ミリピッチと決めているので、それにかかる場合はラス板を切り込む。
スイッチなどの高さに合わせて壁下地をしてしまうと、仕上げ材を支える力に不均衡が出来る上に、仕上がった上から釘やビスを打ちたいときに下地の場所が分からなくて困ることがあるからである。

排水溝成形

排水溝成形

仕上

2階のベランダに排水用の溝を成形する。
床の白い部分は保護コンクリートを打設した部分。グレーの部分は左官工事で造った排水用の溝。
途中で水溜まりが出来ないように、墨出しをしながら一生懸命の作業を進める。

巾木造作

巾木造作

造作

敷居・鴨居の造作が出来ると床板張り。それが出来たところから巾木を付けはじめる。造作工事は一式、地場の桧材を使用している。
巾木は充分な見込み(奥行き)を確保したものをしっかりと床に止め付ける。無垢の床板であることを考慮して、取り合い部分は5ミリの目透かし。こうしておくと、共に無垢材である床板と巾木の間に隙間が出来ても目立たない。

ベランダ防水 保護コンクリート打ち

ベランダ防水 保護コンクリート打ち

仕上

ベランダではアスファルト防水の保護コンクリート打設が出来た。
防水面は傷つきやすいので、保護コンクリート打設は漏水防止の担保としてはとても大切な工程。
雨水を抜くドレーン廻りや溝の勾配などは、後のモルタル工事にて成形する。