今日の現場からdiary

豊中の家

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  • 2階建
外断熱

外断熱

造作

外断熱用の横胴縁が付き始める。
胴縁見込み(奥行き)は断熱材の厚みに合わせて40ミリを確保。
この胴縁の間に断熱材を仕込み、透湿防水シートで包み込む。
横胴縁は外壁の通気胴縁や外壁材そのものも支える材料になるのでしかりと止め込む。

造作材加工

造作材加工

造作

屋内では造作材の加工が続く。
造っているのは木製建具の枠。縦が2,500ミリ、横幅が1,800ミリほどもある木製建具が、ガラス戸・網戸・雨戸と並ぶので敷居・鴨居はもちろん上下の枠見込み(奥行き)もそれなりに大きくなる。
材料は桧の柾目材。一枚では難しいので二枚をはぎ合わせて一つの部材とする。

床下配管

床下配管

造作

大工工事の進捗に合わせて給排水設備工事も進む。
写真、灰色の太い管は排水管。水色の細い管は給水管。赤い管は給湯管。
給水・給湯はイニシャルが少し高くてもヘッダ管方式を採用した。
回路ごとの取り替えが利くので後のメンテで有利になる。

通気層

通気層

造作

断熱層(外断熱)のすぐ外側には通気層を設ける。
通気層は断熱層を貫通してきた湿気の逃げ場所であると共に、太陽熱に影響されやすい外壁材のラジエター(冷却装置)の役目も果たす。
写真は外壁と軒裏の取り合い部分。外壁で暖められた空気はこの通気層を通って屋根面に流れ、一番高いところにある通気棟から屋根面の空気と共に排出される。

外断熱

外断熱

造作

外壁面には透湿抵抗の低いインシュレーションを張った後に外張り断熱を施工する。
建物全体を外張り断熱ですっぽり覆うと、柱や梁などの部分でのヒートブリッジ(熱の逃げどころ)をすっかりカバーできるので、断熱材は通常の内断熱より効率的に働く。
インシュレーションボード・断熱材共に透湿抵抗の低いもので造り上げることが大切。この部分の施行(考え方)を誤ると結露と縁が切れない機械依存の高い住まいになってしまう。

床下気密

床下気密

造作

床下から上に気密層を貫通して立ち上がる配線・配管類は気密の処理を忘れないように心がける。
風通しの良い床下の風を壁内に通してしまうと断熱材が効きにくく、後に困ったことになりかねない。
設備配線・配管は構造材(土台や柱など)を傷つけないように施工することも大切。

床下配管

床下配管

造作

屋内では配管工事が進む。写真は配水管である。
給水管・給湯管(水道水を使う管)には水圧がかかるので配管は手間なしであるが、配水管は計画的な水勾配が必要。
配管はベタ基礎スラブの上に転ばし配管。後のメンテが行いやすいように配慮しながら施工する。

造作材加工

造作材加工

造作

造作材は現場搬入後、現場で加工する。
この住まいには39帖の大きな居間があるのでちょうど都合が良い。
出来たものは取り付けまでの寸暇を惜しんで壁に立てかけて乾燥を促す。

アルミサッシ Ⅱ

アルミサッシ Ⅱ

造作

サッシは地域や職人の得手によって取り付ける職方が違う。
和歌山県下では田辺・西牟婁の地方ではサッシ取り付けの専用の職人が付ける。
和歌山市の近辺では大工が付ける。それぞれに理屈はあるようである。
大阪では・・・と思って聞いてみたら、大阪では大工が付けることが多いらしい。工事全体を掌握しているので、それが一番間違いが少なく良いかもしれない。

アルミサッシ

アルミサッシ

造作

外壁開口部のアルミサッシの取付が始まった。
断熱材が構造材の外に付く外断熱のため、外壁厚みはかなりのものになる。
取付けるサッシの形状や雨戸の有る無しによって取り付け要領が異なるので注意が必要。
この住まいでは、南の大開口は木製建具、その他はアルミサッシと品を変えている。