今日の現場からdiary

古民家の改修 / 田辺市新庄町

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下屋補修

下屋補修

造作

下屋端部の補修を行っています。
瓦を葺く前には防水下地を敷いています。直接室内にかかわる部分ではありませんが丁寧に施工しています。
これで雨の日も安心です。

設備配管

設備配管

造作

床下の給排水設備の配管工事が行っています。
1階廻りの工事が一段落付いている間、床を伏せる前に手早く施工します。
青い管が給水配管、赤い管が給湯配管、灰色の管が配水管です。給水・給湯の配管はヘッダ管方式で施工しています。
管の分岐が少なく1ヵ所に集中しているメンテナンスがしやすい工法で、長期優良住宅やフラット35にも採用されています。

板金材料を選ぶ

板金材料を選ぶ

造作

庇や水切りなどの板金部分の材料を選んでいただきました。
選ばれたのはガルバリウム鋼板の素板。
鉄とアルミの合金板で、加工しやすく錆などにも強い材料です。
素材感を活かし、後の色落ちなどの心配がない素板です。

2階室内清掃

2階室内清掃

造作

2階の改修に先立って、必要でない部分は撤去し、一度きれいに清掃します。
開口部は出来るだけ既存の部分に取ることにして、今ある土壁を残します。
屋根面はしっかりしているようで、雨漏りの後などは見受けられません。

2階梁現況

2階梁現況

造作

北側の湿気易いヶ所でシロアリの食害ヶ所が見つかりました。
1階の土台長押にも食害ヶ所はありましたがこちらの方が深刻です。
屋根を残したままでの差し替えは難しいので、食害部分のみを撤去して、新しく補強を考えます。

2階外壁解体

2階外壁解体

造作

1階の構造的なところの改修も終盤なので、2階の外壁の撤去も同時進行で作業にかかります。
写真は以前の改修で施工された大壁を取り除いたところ。右の方で白く見えるのは新築当初の真壁(漆喰壁)の名残です。
中央の合板で蓋されているところは新築当時の開口部(窓)だったところです。

束石

束石

木組

玄関脇の柱はこれまで下部の敷石に乗っていましたが、改装後土間が少し高くなるのでコンクリートに埋まってしまうことになりす。そのままでは土間の湿気を吸って腐りなどを起こしてしまうのが心配で、金錆(御影石)の束石でかさ上げしてもらいました。

柱の建て込み

柱の建て込み

木組

新しい間取りに合わせて、必要箇所に新しい桧の柱を建て込みます。
旧の間取りは、外壁以外はほとんど内壁はありませんでしたから新鮮です。
新しい壁には貫も竹小舞も土塗り壁も入れませんので、代わりにあまり強くない筋交いを入れてバランスを取っています。

大引きの交換

大引きの交換

木組

土台長押と共に大引きも交換しました。既存のものは土台長押と同じく一方だけを真っ直ぐに挽いた丸太でしたが、今回は杉の角材です。
束も石から鋼製のものに変更しています。土間にコンクリート施工が出来たことと、高さ調整の効く束となったことで、床が随分としっかりすると思います。

土台長押交換 Ⅱ

土台長押交換 Ⅱ

木組

土台長押の交換作業が順調に進んでいます。
化粧部以外の既存土台長押は丸太の上部だけを真っ直ぐに挽いた、近年の物と比べて簡略化された造りでした。
新しい桧の平角の土台長押に交換されたことで、構造が一気にがっちりしたように感じます。