今日の現場からdiary

豊中の家

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電気配線

電気配線

造作

間仕切り下地が出来ると、電気などの配線・配管も急がねばならない。
写真は分電盤付近に集中する配線の束。
最近の建物は電気で動く設備が多いため量も大変なものである。
パソコンなどの、後々規格が変わって入れ替えが必要になりそうな配線については直接の施工を避け、いったんは配管を施工し、後に配線の入れ替えができるように配慮している。

敷居・鴨居造作

敷居・鴨居造作

造作

床張りが出来てくるのと平行して敷居・鴨居の造作が出来てくる。
材料はいずれのヶ所も国産の桧材。現場にて最終カンナ掛けして仕上げたもの。
これが出来ると壁張りの準備が整うと共に建具寸法が確定できる。
建具屋は現場採寸の後に工場で建具製作に掛かる。

床板張り

床板張り

造作

1階の床板が張り上がり、2階の床板張りにとりかかる。
張っている床板は赤松の無垢板。無地(節なし)・柾目・源平で厚みは15ミリ。中国地方産の国産材。
2階の根太は方向違いに2重に組む。そうして出来るスペースを設備の配管・配線スペースとして利用する。
根太の下には振動低減材・防音材としてインシュレーションボードを敷き込んでいる。

下塗り養生

下塗り養生

造作

塗り壁などの湿式の仕上げは、手間が掛かる反面、質感も高く、本物を造っていこうとする時には欠かせない材料である。ただし、湿式故の配慮は必要になる。
まず第一は割れに対処すること。湿式の材料が乾くということは、内部の水分が抜けるということ。そうすると体積が減って(縮んで)、クラック(ひび割れ)などが発生することがある。金網や樹脂のラスなどを塗り込んで強度を増すことは当然だが、乾燥の時間を充分にとることが特に大切。

木部塗装

木部塗装

造作

外部の木部には木材保護塗料を2回塗りした。
木は経年変化で自然と色変わりしていくため着色が難しい。
最初にきれいに着色仕上げしたものほど変色の大きさに驚くことになる。
なるだけ自然な木の色を残して仕上げ、色の変化を楽しみむ・・・最近はこのぐらいの考えで、透明に近い保護塗料を塗ることが多い。

木製引き込み戸 敷居補強

木製引き込み戸 敷居補強

造作

南側の大型木製引き込み戸の敷居は見込みが400ミリ近くなる。
1階は錆御影の石を磨いて造ったが2階は桧材で造った。
この敷居を受けるために300ミリ高さの梁を1間ピッチで持ち出している。持ち出し張りの間を150角の梁でつないで敷居をのせている。
万全の受けをとったつもりだが、念のため梁と敷居はメッキアングルで止め付ける。

外壁コーナー

外壁コーナー

造作

外壁のコーナー部分はR(丸み)加工し、柔らかい表情に仕上げる。
土や石などの自然素材は厚みの表現ひとつで本物らしさが際立つので特に気を付けたい部分である。
ラス板などの下地を付ける時から、可能な限り大きなR(丸み)を造り出せるように工夫してもらった。

外壁下塗り

外壁下塗り

造作

外壁(シラス壁)の下塗りが始まった。
専用の透湿防水シートと金属のラス網の他に、下塗り時にもう1枚の樹脂の網を塗り込む。
湿式の塗り壁は乾くと(水分が抜けると)クラックが出ることがある。素材を変えての複数のラスの塗り込みはその対策である。

防水工事

防水工事

造作

外壁木部の取り合いなどから防水工事(コーキング)が始まる。
写真は南側の大型木製引き戸の敷居で隠れてしまう場所。後での処置が難しいので先に手がける。
木部は粘着が弱いので、下地の処理やバックアップ材には特に気を使う。

床板張り

床板張り

造作

1階各室の床板張りが始まる。写真は寝室のもの。
使っているのは赤松の無垢材。節なしの柾目板、色はあえて源平(赤味・白味の混じり)とした。
新建材のフローリングとは異なり、1枚1枚の手張り作業となる。大工の腕が試されるところ。