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府中の家 石を選ぶ。
府中の家

府中の家 石を選ぶ。

いよいよ竣工も近くなって、府中の家では各部の仕上げ選びが頻繁に行われています。今回は玄関アプローチに敷く石。
有名な石やタイルの通販サイトと少し前からお付き合いができて、今回はそこから120センチ×60センチという大判の敷石を頂くことにしました。まずは小さな見本品を送ってもらって品物決め。それから本番用の品物を6枚送ってもらって、どこにどれを敷くかの選定です。
天然石ですから、色むらや風合いが多少違うのは当たり前・・・でも、いざ本番用の大判が届いてみると、思った以上のばらつきがあります。本当に同じ石・・・と思うほどに色も違えば模様も違う。こりゃ悩ましいぞ。
品物選びは直感とエイヤツの決断力が大事・・・しかし、仕上げの品物の色や風合いは、建物全体のイメージを決定づけるほどの影響力があります。そう思うと思うほどに判断が鈍るなあ~。直感と決断力・・・いやあ~、本当に大切だなあ。
さすがに本職 !
その他の話題

さすがに本職 !

先日刈り込んだばかり(私の感覚では)のオリーブの木。あっという間にスクスク枝葉を延ばして、今や刈り込む前と大差ないほどの勢い・・・よほどこの地の環境に合っているのか?それとも元気の良い個体なのか?
このまま春を迎えてしまったのではご近所迷惑、とにかく何とかしなければ・・・と思っていたところに、園芸関係の仕事をしている友達が別件で来てくれたので彼を捕まえて・・・何とかしてくれ・・・と頼み込みました。すると、ほんの15分ほどの間に、ドンドンチャカチャカ・・・ハサミとノコギリを入れて、見る見る刈り込んでいきます。あれよあれよという間に出来上がり。本職の技というのは恐ろしいものだ・・・今更ながらに感心するのでした。
大切なのは、ただ枝先を揃えるのではなくて、全体を見ながら先を見越して、中が密にならないように透いていくこと・・・なのだとか。フム、この次にはアドバイスを生かして自分で・・・と、思いだけは前向きな私なのでした。
府中の家 床を張る。
府中の家

府中の家 床を張る。

府中の家の床材は赤松と唐松です。
スーパーローカルを自認する私は、出来れば全て紀州材で家を建てたい。でも床材だけは他所の産地のものを使っています。そもそも紀州の山は杉と桧の山で、建材として使える松はとうの昔にほぼ絶滅しました。地元にはたくさんの製材さんが居るのですから、依頼を出せば杉・桧の材でいつでも床板は造ってくれます。しかし、全てが特注品扱いで、品物の品質が今ひとつ安定しません。中には乾燥の良く出来ていないものがあったり、寸法にばらつきがあったり・・・床材は直接人の足裏に接します。人は敏感で、その少しの品質のばらつきを感じ取ってしまうのです。だから使えない。今、床材として使っているのは信州産の赤松と唐松、いずれも既製品として出荷されている品物です。赤松は節無しの柾目の板で、唐松は節有りの板目の板。それぞれ得たい雰囲気や用途によって使い分けています。
写真は居間部分の床を張っているところ、使用しているのは赤松の板です。針葉樹に拘るのは、広葉樹(ブナ・ナラ・サクラなど)に比べると圧倒的に足裏にやさしくて暖かいから。信州赤松は山陽の方で取れるもの比べると色白なのが特徴ですが、脂も多いので、年月を経ると赤味に変色していきます。木の家は出来たばかりの時よりも、年々味わいが増していくのが良いところです。
上手いこと付いたみたい。
中村今日子です

上手いこと付いたみたい。

伸吾さんが、茂りすぎてうっとうしくなった・・・と中庭の木を刈り込んだ時、もしや今なら付くかも・・・と思って植え込んでいたアオイの木。まずは発芽促進剤を入れた水につけ込んで置いて、少し根が出たぐらいの時に鉢に植えておきました。するとどうでしょう・・・こんなに立派に新しい葉を出して、しっかりと根付いて育ちはじめたようです。
バチバチ伐ってしまうのはいつも彼の方、後始末は私の役目みたいに思って・・・どうかと思うでしょう。でも、こんなに新しい命が育ったのなら、面倒でもやった甲斐があるというもの。
放って置いても彼は時期が来ればあちこちでバチバチ伐りますから、可能性がありそうな枝は今回の成功例に倣って又植えてみましょう。都度に買ってくるよりは、その方が馴染みが良くて、なんだか気持ちも良いものです。
暖吉くんに火が入る。
建築の話題

暖吉くんに火が入る。

このところは穏やかで、暑くもなく寒くもなく、一年中で一番過ごしやすい時期・・・なのに、私の所の事務所(自宅にも)には早くも暖房が入りました。稼働をはじめたのは深夜電力型の蓄熱暖房機「暖吉くん」。室内の空気を汚さず、スイッチひとつの手間いらずなので、一同とっても気に入っている暖房器具です。
クライアントの皆さんの様子をみていると、暖房で一番人気は薪ストーブ。しかし、これは趣味も伴ってのことなので、純粋の暖房器具としてみた時には疑問も残ります。次が床暖房。室内のどこにも存在が分からないのに暖かい・・・ということで好評ですが、メンテの時期が来たら困ることがあるかも?そしてその次が深夜電力型の蓄熱暖房機です。少し大柄ですが、手間いらずで早朝から暖かいのが良いところ、問題は電気代が高くなってきたこと。
我が事務所の暖吉くんは、出力7KWのシリーズで最大の出力を持つもの。これ1台で27帖大の事務所を暖めます。よほど寒い時にはエアコンの暖房も足しますが、おおかたはこれで用が足せます。じんわり・・・とした暖かみは自然で、スタッフにも評判が良いです。
しかし、それにしてももうこの時期に暖房稼働・・・なんて、少し早くないかい?
戦いは続く !
その他の話題

戦いは続く !

近所の猫がうちの中庭やプランターに頻繁に用を足しに来る問題が発生し、怒れるうちの奥さんとのバトルが始まったのは半年ほど前でした。いっときは、中庭の土が見えているところの多くに網を張り巡らして棒を立て光り物を配置するなどして・・・奥さんの頑固な抵抗に遭い、さすがの猫も来なくなり、奥さんの勝利に見えましたが、このところ又々プランターに猫の糞を発見し、このあたりでウンコしたい・・・という確固たる猫の意志を見せつけられるに至り、再戦が勃発した次第です。
問題のプランターは、春の植え込みに備えて、奥さんが楽しみに土を休ませていたところ。早速、野菜など買ってきた時に入っていた網をクネクネと埋め込んで、割り箸を立てて、ハト脅しに買ってきた蛇のおもちゃを置いて・・・これでダメなら最終兵器の強烈なニオイの(彼・彼女?らにとって)自作のコウモリ忌避剤を撒く・・・と奥さんの応戦意欲も旺盛です。
さて、戦いの結末や如何に・・・乞うご期待!
府中の家 天井を張る。
府中の家

府中の家 天井を張る。

府中の家の天井の多くは本実加工(凸面と凹面でつながっていく加工)の杉板を張ります。この家は、木のモデルハウス的な性格の強い家ですので、普段設計する家より木の仕上げは少し多い目です。
屋根面の断熱材はポリエステル繊維で出来たパーフェクトバリアという品物。衣料のフリースなどのリサイクル品で、メーカーが言うには、赤ちゃんがくるまっても安心・・・という品物。衣料にも使われる材料ということであれば、それはそうかも。
府中の家の外皮性能(断熱性能)は長期優良住宅の基準に照らしても立派なもので、それを24時間の機械制御で湿気を調整するタイプの高気密・高断熱工法でなく、機械制御しなくてもよい方法で達成しているのがミソです。
天井の多くは屋根勾配に沿った勾配天井です。この天井を造ると、屋根そのままの天井は暑くて寒くて大変・・・とよく言われます。でも、心配ご無用。屋根面に直接断熱施工する屋根断熱は、天井上に断熱施工する天井断熱と比べて断熱性能は同等で、施工ムラが少なく、寄り多くの室内空間が確保出来るなど、有益なことが多い断熱方法です。
ダイの大冒険。
本・テレビ・映画の話題

ダイの大冒険。

ダイの大冒険は、そもそも30年以上も前に発表された漫画です。当時、私はもう30代でしたが、とても面白く読みました。漫画や小説は、自分の中にあるものを集大成して、作品を媒体にして自分自身を鑑賞するものですから、少年が・・・青年のくせに・・・壮年にもなって・・・なんて感覚はなくて、どれも自分なりに楽しめれば良いのです。ですから、自分の中にない感覚はイメージできず、楽しめませんので念のため。
これが何年か前にアニメ化されて、テレビでやっていたようなのです。さすがに、今更・・・とは思いつつ、観てみると、感覚が確実によみがえり、子供っぽくはあっても、とても面白く観ることが出来ました。何回観ても感動するのは、主人公の勇者ダイとゴメちゃんの話。ゴールデンメタルスライムのゴメちゃんは実は、神の涙と呼ばれる、この世にたった一つの所有者の願いを叶えるアイテム。願いを叶えてくれるんだから、王様になりたい・・・と願えば王様に、無敵の戦士になりたい・・・と願えばそのように、大金持ちになりたい・・・と願えばそれなりに、願いは叶うのですが、ダイは初めて会ったときに、友達になってよ・・・と願います。以後に起こる数々の不思議な出来事、これはゴメちゃんが命を削って叶えていたのでした。そして、ダイの最後の願いは・・・ああ~ダイとゴメちゃんの運命やいかに。
府中の家 外壁が出来る。
府中の家

府中の家 外壁が出来る。

府中の家の外壁仕上げは二種類です。一つは、屋根を2メートルほども大きくかぶった部分の外壁。ここは雨・風や紫外線に直接さらされることは少ないので、桧の板を横の下見板張り(下から重ねて張る)にして、透明の木材保護塗料を塗って仕上げています。全体の4分のⅠぐらいの面積です。木が直接外部に見えてくる軒裏や柱・梁なども、桧の外壁と同じように透明の木材保護塗料塗り仕上げです。
写真は残りの4分の3の面積に当たる部分。ここは出来れば外部用の珪藻土のようなものを塗りたかったのですが、そうするとかなりの高額です。そこで、目地の少ない表面に凸凹のあるサイディングを探し出して、その上にリシンという塗料を吹き付けて仕上げました。近くに寄って見てみると、サイディングの目地が分かる所もありますが、少し距離を取って眺めるとまるで塗り壁のように見えます。珪藻土のように左官仕事で施工する湿式の工法ではありませんので、工程も短くて済みますし、表面のひび割れの心配もなくなりますし、そんなに高額が必要になるわけでもありません。
使用するサイディングや塗料は、これまで試行錯誤を重ねて選んだ品物です。着色も思った通りになりますから、土塗り壁のような雰囲気の建物にしたいときに、外壁をどうするか迷ったときにはオススメの材料です。
地球家族。
本・テレビ・映画の話題

地球家族。

地球家族(世界30か国のふつうの暮らし ピーター・メンツエル著)30年近く前に発刊された本です。私がこの本を買ったのは何年前か忘れてしまいました。背表紙が色あせていますから随分と以前になるのでしょう。
企画が面白いでしょう。「申し訳ありませんが、家の中のものを全部、家の前に出して写真を撮らせてください。」というのがコンセプト。それで、世界30カ国を回るなんて、これまで誰も実行しなかったことです。
表紙に載っているのはアフリカのマリ、ナトマさんのご一家のもの。ご家族11人で、屋上に乗っているこれだけの家裁道具です。なんと、家族11人でこれだけ・・・しかも、みんな笑顔・・・幸せだということです。アフリカの国々はどこも似たようなもの。インドや中国を含むアジアの国々もあまり変わりません。北欧やロシアなどももう少し多いぐらいで、印象は少ない方。イギリス・アメリカ・ドイツ・イタリアなどは荷物は多い目ですが大型の家具が目立ちます。圧倒的に多いのは、日本です。目に付くような大物は少なく小物が目立ちます。
人の幸せってなんだろうなあ~・・・つくづく考えさせられる写真集にある現実です。