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鳩・鳩・鳩!
その他の話題

鳩・鳩・鳩!

先日、紀の川の土手でたくさんの鳩の群れを見つけました。ざっと見ただけでも2~300は超えるほどの大きな群れです。良く刈り込まれた草むらで、いかにも居心地良さそうです・・・なんて季楽なことも言っていられません。人間の活動範囲がどんどんと拡がって、彼らの生存圏を圧迫しているのと同時に、どうやら人間の作った人工環境の方が居心地の良いこともあるようで、人間と野生動物の関係がどうにも微妙なのが現在の状況です。
実は私の実家も今エラいことになっています。築40年ほどの家ですが、寄る年波か、軒下の一部に穴が空いてしまったヶ所があって、そこに鳩が住み着いてしまったのです。先日行って見ると、かなりの数で・・・地面にはたくさんの糞が落ちていました。早速業者の方に、鳩を追い払って穴を詰めてくれるように頼んだのですが、一部工事に足場が必要になるヶ所もあり、早くても梅雨明けの作業になるのだそうです。
鳩は帰巣本能の強い鳥で、一度棲みつくとなかなか離れない・・・という話も聞きます。まずは穴を塞いで・・・それでも解決しないときには・・・その時に考えます。
古民家再生。
建築の話題

古民家再生。

和歌山は戦災にも遭ったので、全国的にみてそんなに多くの古民家が残っている地方ではありませんが、それでもあちこちに残ってはいます。これまで、古民家再生は、一部のコアなファンだけのもの・・・という雰囲気でした。多くの代えがたい資産が随分と壊されてきたものです。しかし、ようやくここに来て再生の話も聞かれるようになりました。古民家再生の仕事は、古くなってもう価値がなくなった・・・と思われているものに、大いなる価値を見いだす仕事。我々のアイデンティティーを子供たちにつないでいく大切な仕事です。
覚悟しなければならないことも多々あります。中でも心得ていなければならないことは二つ。一つは、構造材をそのまま利用するにしても、再生時には同規模の新築建物を建てるのと同じくらいの費用がかかること。もう一つは、構造の成り立ちが現在の建築基準法には適合しないこと。
実務に携わってみると新築では得られない古材の存在感を思い知ることになります。人と共に長い年月を刻んできた古材には、新しく造ったのではどうにも出せない味わいがあるのです。今私たちが造っている新築建物も、100年後にこのような存在感を持ち得るのでしょうか?当時の職人達が当たり前のように100年を超える寿命の建物を造ったように、私たちにも後世に残せる建物が造れるのでしょうか?今更ながらに、携わっている仕事の責任の重さと誇らしさを感じます。
取扱説明
建築の話題

取扱説明

先日、田辺市新庄町で古民家再生工事が竣工しました。竣工の度にあるのが設備類の取扱説明です。竣工の度にあるものなので、私自身は年に何度も聞くことになります。そもそも自分で図面に折り込んだ品物でありますし、これだけ聞いてれば目をつむっていても使えそうな気になりますが、そうはいかないのが難儀なところです。
そうはいかない一つの原因は、メーカーごとの特徴的な装備です。各メーカーしのぎを削っての技術開発競争ですから、やはりメーカーごとに特徴がある訳です。もう一つは、技術の進歩です。つい先日まではこれで良かったはずなのに・・・と思えるような事柄でも、新しい技術は日進月歩。各社毎年新型を出してきます。へえ~・ほぉ~・・・などと感嘆の声を漏らしながら聞き入っているのは住まい手よりも私・・・というような事態も起こります。なんせ、長年聞いてきたものですから、こんな風に新しくなったの・・・やら、そんな装備が付いたの・・・などの、昔に比べての変化は住まい手よりも感じやすい訳です。
かくして、ほぉ~・へえ~・・・を連発しながら、今回も熱心に説明に聞き入る私でありました。
終わった人。
本・テレビ・映画の話題

終わった人。

友達から本を借りました。彼は必ず自分で読んで、とっても面白かったものだけ紹介してくれます。これまでにも何冊か貸してくれましたが、ハズレはありませんでした・・・という訳で、今回もとっても楽しみに読みました。
作者は内館牧子さん。この人本書くの・・・不覚にも私は、テレビで見たことのある彼女は、相撲の横綱審議会のメンバーかなんかで、評論家かジャーナリストかなんかしている方でしょう・・・ぐらいの認識しかありませんでした。失礼しました。
彼によるとまず、終わった人・・・というタイトルが面白い・・・同じ年代の我々には、必ず共感できるところがある。文庫本でも字が大きく読みやすい。対象の読者に心遣いが出来ている。何より出だしの一文、定年って生前葬だな。・・・が言い得て妙だ・・・と絶賛です。
早速読み始めると・・・断定的な物言いと共に、生々しい感情表現と言い回しでチョッと刺激が強い。その分ストレートで分かり易い・・・どんどんと引き込まれていきます。私は主人公ほどのプライドと容姿と学歴と職歴とお金を持ち合わせていないので、理解しがたい感情や行動もありますが、久し振りに登場人物が自分の頭の中で縦横に動き回る感覚を体験しました。なるほどこれは面白い。少し前には舘ひろしさん主演でドラマにもなったそうです・・・彼なら似合うかもしれない・・・などと思いながら、なら奥さんは誰だろう、娘は、そうそう気になる彼女は・・・と、どんどんと想像が膨らみます。
夜な夜な開いて、一気に読みました。少しドライな人間関係に戸惑いながら、それでも納得の(良く出来た)サンプルケースであろうと思います。自分たちもこうなるかなあ~・・・あるいは、こんなコトできるかなあ~・・・もう一花、と念じ続ける自分自身とどこかを重ねて悶々としています。
こんな川にも。
その他の話題

こんな川にも。

デミオのオイル替えを待つ間に近くの川(用水路?)の中をのぞき込みました。すっかりコンクリートで固められて、生き物の住む環境としては最悪です。そればかりか、市街地の中をめぐっていますから少し異臭さえもします。海に近い川ですから、満潮の時には潮があがってきます。今がまさにその時らしく、水は逆流していました。
ところが、こんな環境でも目をこらせば生き物が見えてきます。いたぞ・・・大きい、30センチは超えていそう・・・時折身をひねって何かを食べている様子。ウロコの様子だと鯉のよう。アッ・・・あっちで又一匹。キラッ・キラッ・・・今度は集団で、少し小さい・・・15センチほどの集団です・・・これは・・・ボラの子どもたち。吃水域に生きている魚ですから、満潮に乗じて登ってきたのでしょう。ということは、さっきの大きいやつはボラか?・・・どこに行ってもこんなことが気になるのは、少年時代の遊び場が山や川・海などが中心だった名残でしょうか。三つ子の魂百まで・・・とはよく言ったものです。
 
マツダ3に乗ってきました。
クルマの話題

マツダ3に乗ってきました。

オイル替えだけだと30分ぐらいで済みますよ・・・と聞いていたのですが、定期点検もそろそろ時期が来ています・・・ということで、もう少し時間がかかります・・・という話。その時に見つけたのが、新しくなったマツダ3・・・もう試乗車が来ていました。のぞき込んでいると、見てもらっても良いですよ・・・とキーを持ってきてくれました。調子に乗って、試乗できませんか?・・・と言うと、良いですよ・・・と気さくに答えてくれました。30分ほど走ってきてください・・・お言葉に甘えて・・・という訳で、最新のマツダ3に乗ってきました。
なるほどスタイルが良い。どこから見てもカッコイイ。乗り込んでみると室内の質感も良い。あまりゴテゴテしていないのに高級感がある。乗ったのはハッチバックのディーゼル車。いかにも前席優先のこしらえで、後席はチョッときつそう。運転席の囲まれ感も強いので、二人乗りを前提としてスタイル優先でスポーティーに仕上げました・・・という感じのクルマです。
エンジンを掛けるとディーゼル音。しかし、気にする人でないと分からないくらいの音。振動はまったく気になりません。走り出してしまうと、もはやガソリン車との差はほとんど感じません。軽快な回り方もガソリン車のよう。もう少しディーゼルの力強さが感じられるともっと良いのだけれど・・・。
足回りは上等。サスが良く動いて乗り心地はいい。しかし、低速では全体にゴムをねじっているようなねっとりした感覚がまとわりついて、操舵感はスッキリとはいきません。アクセル感覚もハンドルも、操作したとおりにキビキビと・・・という訳でもありません。どちらもワンテンポ遅れるように感じます。ZoomZoomだったり、人馬一体を標榜するメーカーの、しかもスポーツ寄りのクルマとしては物足りないところです。
オプションであろうBOSEのスピーカーから良い音が聞こえていましたから、クルマ自体の静粛性も良くなっているのでしょう。総じて出来の良いクルマであるがゆえにチョッとしたところが殊更に気になる・・・そんな試乗でした。
 
デミオ、オイル替え。
クルマの話題

デミオ、オイル替え。

デミオのオイルを新しくしてきました。いつもお世話になるのは田辺市新庄町の和歌山マツダ田辺店です。事前に予約を入れていましたので、朝の10時から一番乗りで作業にかかってもらえました。デミオは、半年又は5,000キロ走行ぐらいがオイル交換の目安です。ヨーロッパのクルマに比べるとやはり交換サイクルは速いようです。
帰りには、オイルが替わって大分印象も変わったか・・・と神経を研ぎ澄まして運転しましたが、違いは体感できませんでした。そのかわり、このクルマの乗り味を再確認することが出来ましたので少し感想を・・・。
あまり金も掛けられない量販車なのに、相変わらず乗り味は立派なものです。特に低速ではサスが良く動いていて、丸いタイヤがきれいに回っている感じがします。少し速度が上がっても車体はそんなに揺れませんから、単に柔らかいだけではなくて総合的にまとまりが良い・・・ということだと思います。この乗り味はガソリンエンジン車に顕著で、前の重いディーゼルでは得がたい感覚です。車体の剛性不足も気になりません。一体感を持ってクルマをスムーズに動かすことが出来ます。ただし、エンジンは気持ち良く走ろうと思えばパワー不足を感じます。CVTのクルマほどではありませんが、エンジンばかりが回って変速がくり返され、速度が付いてこないような感じがあります。マイナー後のクルマは1.5リッターのエンジンに積み変わっていますから、メーカーもその辺のところは良く承知していたのでしょう。とにかく小さなエンジンで燃費良く・・・と考えるよりも、クルマとしての総合性能を上げよう・・・という方向には賛成です。
現在2年目、約20,000キロの走行。調子が出てくるのはこれからです。以後、どんな様子か折に触れレポートします。
懐かしいお客さん。
その他の話題

懐かしいお客さん。

梅雨もまだ来ないのに、世の中すっかり夏らしくなってきて・・・こうなると活躍をはじめるのが虫たちです。羽蟻(シロアリ)を見かけるのもこの頃ですが、皆さんのお宅ではいかがでしょう?我が家にも珍しいお客さんが来ました。コクワガタの雌です。昨晩、家内が玄関先に出たときに出会ったのだそうな。
子どもたちがまだ小学生の頃、クワガタやカブトムシを探しに夜な夜な出かけたものです。こんな田舎ですから、少し街をはずれれば明かりもまばら・・・外灯を見つけては、その度にクルマを止めて虫たちを探すのです。結構な勝率で、夕刻から8時頃まで、その辺を回ってくれば10匹を超える収穫はあったものです。特に子どもたちが喜んだのがオオクワガタの雄。常連さんはコガネムシ。それらをめがけて、子どもたちはクルマが止まるが早いか飛びだして、道路のアスファルト面を凝視していたものでした。どこやら判然としない山の中に迷い込んでしまって慌てたのも今となっては良い思い出です。
さすがに最近は喜んでもくれなくなり。写真のコクワガタの雌も無事に放免となりました。次は人間なんぞに捕まらないように・・・精一杯生きなさいね。
これ何か分かります?
その他の話題

これ何か分かります?

現在、田辺市で築100年以上の古民家の再生をやってます。工事も終盤にさしかかり、先日竣工前の事務所検査をしてきました。その時に見つけたのがこれ・・・カマキリの卵のようなこれ、なんだと思います。住まい手の話によると、これはヤモリの卵なのだそうな。私もたいがいの田舎育ちで、その辺で一杯色々なものを見てきましたが、ヤモリの卵は初めてです。
出来たばかりの(正確には、まだ完成していません)家に、住まい手より先に住み着いたヤモリが居るんですね。さすが100年を超す古民家。歴史の積み重ねが半端ではありません。可哀想に工事中に一部が破損して中が見えかかっています。それでももう一つの卵は無傷。住まい手の、ヤモリは家の守り神なんで大事にしてあげてください・・・の言葉一つで、命がつながりそうです。
これから完成までもう一息。どんな苦難が降りかかるかも分からないので・・・と養生テープで注意喚起の目印を付けてもらって、子供が生まれるのを待ちます。どうかご無事で・・・建物完成後は、いつまでもこの住まいを守ってください。よろしくお願いします。
クリント・イーストウッドの作品は渋い。
本・テレビ・映画の話題

クリント・イーストウッドの作品は渋い。

先日来クリント・イーストウッドの映画を何本か観ています。今回観たのは2004年に発表されたミリオンダラーベイビーと、2012年の人生の特等席。
彼の作品はどれも激しい。ところが画面はうって変わって淡々として静かなものです。内容と表現が今ひとつ一致しないのが、かえって激しさを際立たせます。特に自身で監督をするようになってからこの傾向は顕著です。
彼が演じるのは一貫して頑固親父。絵に描いたようなアメリカの頑固親父で、私の周りにはこんな人は居ません。もっとも、特殊な人格だからこそ映画になるのかもしれませんが。彼自身がこんな人なのでしょうか?これだけ見せられると、はたして役なのか、ご本人もそうなのか分からなくなります。柔らかな表情が印象的だったのはマディソン郡の橋でメリル・ストリーブを口説いていたときぐらい。
作品に強烈なメッセージを込めるのも彼の特徴。しかし、そのメッセージがみんなの賛成を勝ち取れるものとは限らない・・・のも特徴。今回の2本でいうとミリオンダラー
ベイビーに良く表現されています。はたして、人の尊厳はいかにして保たれるべきなのか・・・アカデミー賞をいくつも獲得したこの映画の描いているところは、私たちの永遠のテーマでもあります。