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イスづくり。
建築の話題

イスづくり。

日曜日に、和歌山市の木の家工房Mo-kuでイスづくりの体験イベントを開催しました。
木の家・・・という単語は良く耳にするようになりましたが、無垢の木の家と、集成材や新建材の家の区別が良く付いていらっしゃらい方が大半なのが現実です。よくよく写真を眺めてみると、合板がむき出しで使われていたり、構造材が集成材だったり・・・は良くあることです。たくさんの木が見えているかどうかは趣味の問題としても、少なくとも住んでいて清々しい木の家の特性が良く活かされていなければ木の家とは言えないでしょう。
木の特性を理解していただくには、実際に触れてもらうのが一番・・・そんな思いで、無垢の木のイスづくりイベントを開催し始めてからもう10年近くになるでしょうか。過去には一人掛けのイスやそのミニチュア版。背もたれ付の二人掛の長イスなどもありました。このところは涼み台のようなベンチを作ることが多くなっています。
初めて無垢の木や工作道具に触れる方々はとっても上機嫌。建具屋さんの指導よろしきを得て1時間足らずで組み上げていきます。今回の参加者は当事務所ですでに家をお建てになった方が半分、初めて見える方が半分。実際に木の家に住んでいる方々の生の声が聞ける・・・という意味でも、なかなかに面白いイベントだったのではないかと思っています。
イスづくりは年に1回のイベントですが、他に珪藻土の壁塗り体験やシロアリの傾向と対策、木の家完成見学会など・・・年に数回のイベントを開催しています。百聞は一見にしかず、ご興味のある方はのぞいてみて下さい。きっと新しい発見があるはずです。
ハドソン川の奇跡。
本・テレビ・映画の話題

ハドソン川の奇跡。

なんせ長かった連休ですから、DVDも8本観ました。特に面白かったのはクリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演の「ハドソン川の奇跡」です。
マカロニ・ウエスタンとダーティー・ハリーで一世を風靡したクリント・イーストウッドも今は結構なおじいさんです。おじいさんですが創作意欲は少しも衰えることなく、今は出演者としてよりは監督として有名です。彼の作る作品は渋い・・・一言で言うとそんな印象。たくさんの話題やアクション、伝えたいことにでてんやわんやすることなく、人として大切なひとつのことに焦点を当てて実直に作り込んでいく・・・そんなスタイルで、登場人物もどことなく不器用な感じの人が多いのが特徴です。
トム・ハンクス演じる主人公もそんな登場人物。出来ることを精一杯にやって多くを語らない人。組織の理屈が個人を犠牲にして成り立とうとしたその瞬間、実直なトム・ハンクスが、飛行機の墜落寸前の現場に立ち会った機長としてとつとつと語りはじめます。どこまで人間に出来るのか。どこまでしなければならないのか・・・コンピューターをはじめとする機械が急速に発達している今こそ向き合わなければならない問題です。しぶい!イーストウッド渋い!
サピエンス全史(上)。
本・テレビ・映画の話題

サピエンス全史(上)。

連休中に買った本は2冊。1冊は先日ご紹介した日本国紀。もう1冊はユヴァル・ノア・ハラリのサピエンス全史です。この本をやっと先日読み終えました。本の内容理解に、ふんどしの中刷りがとっても的確に役立つのでご紹介します。
・・・アフリカでほそぼそと暮らしていたホモサピエンスが、食物連鎖の頂点に立ち、文明を築いたのはなぜか?その答えを解く鍵は「虚構」にある。我々が当たり前のように信じている国家や国民、企業や法律、さらには人権や平等といった考えまでもが虚構であり、虚構こそが見知らぬ人同士が協力することを可能にしたのだ。・・・
つまり、サピエンス以外のホモ族(ネアンデルタールなど)を含む他の動物たちが、目の前の現実に個別に対応していたのに対して、仮想のイメージを共有する能力を持っていたために、サピエンスは現実を超えた事態への対応が大勢で(ここが大切)できた・・・と言うのです。みんなの力を結集する能力を持ってして地球の覇者となったサピエンス(人間)はまた、超強力な環境破壊者でもありました。7万年ほど前にアフリカを出てから、サピエンスの至ったところでは例外なく生物の大虐殺(固有種の絶滅)が起こっています。
後に農業革命を成し遂げて人口の大爆発を起こすサピエンスですが、そうなる前は狩猟採取生活でした。私たちはほとんど反射的に、農業革命で豊かになった(幸せになった)と思いがちですが、どうやら幸せだったのは狩猟採取生活をしていたときのようです。集まって暮らすと疫病も流行る、栄養も偏る、人間関係も難しい・・・現在の問題はすでに当時からあったようです。
人間は獣を家畜化して幸せになったが、逆に小麦には家畜化され不幸になった・・・DNA的には大繁殖して種としては成功だが、個人としては幸福感が薄く成功とは言えない。農業革命をして、こう解釈する著者の感覚はとても新鮮です。
ファスナーが壊れる。
その他の話題

ファスナーが壊れる。

テレビによると、セカンドバッグを持っているのは大阪の(関西の)おっちゃんの特徴・・・なのだそうな。そんなところからはなんとか抜け出したい・・・とは思っていても、手帳やら携帯やらカギ束やらをどうやって持ち運ぶ・・・と考えていると、セカンドバッグはとっても現実的な回答な訳で・・・いまだに、大阪の(関西の)おっちゃんの特徴から抜け出せずにいます。
このHERZのバッグを買ったのはもう10年以上も前になるでしょうか。今となっては、どんな機会にこのメーカーを知ったのかも判然としません。日本のメーカーで、しっかりとした革製品を作ります。気に入って使っていたのですが、とうとうファスナーが閉まらなくなりました。そんな時にはやさしくこうして・・・と、だましだまし使ってきたのですが、いよいよの故障(寿命)のようです。
家内は、新しいのを買ってあげる・・・と剛気ですが、私としては愛着があってもう少し持っていたい。そこで修理の問いかけをしてみると、気持ち良く応じていただけそうです。それなりの費用も発生しますから、ここはひとつ新しいのを・・・という気もあまりなく、修理に出すことにしました。出来のほどままたご報告します・・・乞うご期待。
日本国紀。
本・テレビ・映画の話題

日本国紀。

連休中にはたくさんのDVDを観ましたし本も読みました。マンガ以外ではこの本、百田尚樹さんの日本国紀。「永遠の0」の時のように、とにかく長い前置きがあって最後に怒濤の結末が・・・みたいなのを連想していたら、そうでもありませんでした。割と淡々と歴史について書かれています。小説ではないので、そこのところはそういうことなのでしょう。
日本に最初に人類がたどり着いたのが3万8千年ほど前。長いこと狩猟採集や縄文の時代が続いて、稲作文化を中心とする弥生の時代になってから2千年ほど。当時の日本に一番影響力を持ったのは大陸や朝鮮半島、国として自立したのは聖徳太子の時代(1500年ほど前)だといわれています。
西洋が大航海時代を迎えてからは、まさに激動の時代です。アフリカやアジアの国々が次々と西洋諸国の植民地となっていく中で、日本は奇跡の変革と言われる明治維新を成し遂げて植民地となる事を免れました。国のあり方は、その国がこうありたいと願っている思いとともに、同じ時代に生きる諸外国との関係によって決まっていくのです。時には戦いで勝ち取らなければ自立した国としての存続さえも許されないのは歴史の証明するところです。
ところで、まさに今の時代はどうでしょう・・・どうも何だかきな臭い。一心に諸外国を信じて平和を唱えていればなんとかなる・・・そんな時代でもないような気がします。何か事が起これば、全てを手放して・・・好きにしてください・・・そんな気にもなれない。さて、どうしたものでしょう・・・と考えはじめるときには良い本であると思います。
終わってみれば・・・。
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終わってみれば・・・。

始まる前は、とっても長いそんなにあっても何するの・・・と思っていた連休も終わってみれば、もう終わったの・・・と思えてしまう。人間は(と責任を他の方にも押しつけて)勝手なものです。
10日もあって一体何していたのだろう・・・と思い返してみると・・・やっぱり半分ほどは仕事をしていました。建築現場は日曜日には休みますが、祭日(祝日)には動く・・・というのが習慣です。その代わり、雨降りが休みになるので、それでバランスが取れています。事務所は休んでいても、むしろ私担当の打ち合わせ業務やプランニングは、クライアントが休みになるということもあって、休日の方に予定が集中します。現場からの問い合わせや打ち合わせもあります。そんなこんなで、働き半分、お休み半分・・・になったのでしょう。
しかし、助かりました。このぐらいの方が良い。本当に10日間も全くの休みになってしまうと何して良いのか分からない。そうそう、自宅のベランダでバーベキューをしました。休みらしいイベントはこれぐらいだったでしょうか。
世間は、働くな働くな・・・の大合唱です。本当にこんなことで大丈夫なのでしょうか?こんな休みを享受できているのは公務員と一部上場の大企業ぐらいじゃないのか・・・そんなこと思っているから、仕事中毒などと言われるのでしょうか?
それ不良品ちゃうんか?
その他の話題

それ不良品ちゃうんか?

先日娘が、新しいスニーカー買った・・・と喜んで見せてくれました。なんでもアディダスとかアシックスだとかの新製品らしいです。全体に柔らかそうな素材で出来ていてなかなかに動きやすそうです。
そんなこんなで眺めていると・・・あれ、中央部分でソールと上部が縁切れしている。お前これ不良品ちがうの?換えてもらえ~、まだ新しいし間に合うで・・・と私。違うで最新のデザインやでえ~・・・とのこと。娘によると、土踏まずのところでぐっと絞って、指先に向かって解放されて・・・とてもフィット感があって履きやすい・・・のだそうな。
靴の世界も日進月歩。それにしても壊れやすいのちゃうの・・・すいてるとこ寒いんちゃうの・・・にわかには信じがたい私です。進んでいかないのは私の頭の方でした。
ビューティフル・マインド。
本・テレビ・映画の話題

ビューティフル・マインド。

新聞のテレビ欄をのぞいてみて面白そうな番組が見つからなければ買い置きしているDVDについつい手が伸びます。今日も今日とてDVDを眺めていました。これは・・・あまり見覚えがない・・・いつ買ったのだろう・・・とりあえず観たことがないようなので観てみることにしました。ビューティフル・マインド・・・アカデミー賞を4部門も取っている作品のようです。
世の中の仕組みに馴染めず、人付き合いが上手くいかない天才数学者の物語。彼にあるのは、この世の真実を知りたいという欲求のみ・・・ではなかったから人間というのは難しい。後にノーベル賞を受賞した学者の実話だそうです。どこまでが現実で、どこからが妄想か・・・登場人物にも、観ているこちら側にも分かりません。こんなことが本当にあるのでしょうか・・・凡人の私には到底分かりません。しかし、映画は面白い。余分だと感じる部分も、足りないと感じる部分もなく、最後に感動の渦が押し寄せます。さすがに、アカデミー賞を4部門も取った作品だけのことはあります。
ところで、誰が買ってきたのだろう・・・と思っていたら、長男が買ってきたものらしいです。私の憂さ晴らしのようなドーン・バーンのアクションものとは随分と違った選択です。たまには他人の選択に乗っかってみるものです・・・とっても良かった。
餅まき。
建築の話題

餅まき。

春の良き日に上棟式が行われました。今回、他の上棟式とチョッと違ったのは餅まきがあったことです。上棟式で餅まき・・・は一昔前までは普通に行われていたことです。その後は夜通し現場で飲み明かす・・・なんてことは結構ありました。しかし、飲酒運転の取り締まりが厳しくなったこともあって、最近では珍しくなっています。木造住宅の多い当事務所でも、3年に一度ぐらいの確率でしょうか。
餅拾いに集まってくれたご近所さんや子どもたちの歓声、その楽しそうな様子を見ても、餅まきをしている当人たちの晴れやかな顔を見ても、いいもんだなあ~・・・としみじみと思います。建て主はこの行事を行うことでご近所へのデビューを果たす訳です。ご近所としても新しい住民を迎える良いきっかけになる事でしょう。
最近はとかく、コミュニケーション不足が諸々のもめ事の原因になったりします。節目節目を良い機会に、これまで培ってきた良き伝統の意味は考えていきたいものです。ちなみに、私も大小取り混ぜて4つの餅を拾いました。幸せのお裾分けを有難くいただきます。
道具だけが寂しく・・・。
その他の話題

道具だけが寂しく・・・。

このところ現場調査が相次いでいます。新築の建物なら、新しい土地に新しく建つ訳ですから、さしたる現場の調査は必要ないのですが、改装や改修・再生などの仕事になると既存建物の詳細な調査が必要です。調査には色々な器具が必要になってきます。中でも懐中電灯は欠くべからざるもの・・・という訳で、当事務所にはいくつもの懐中電灯があります。写真は頭に付けるタイプの物。洞窟探検などで出演者がよく付けている形式のもの。最近はLEDの照明になっているので随分と小型化されています。一昔前のものは電池のケースが別にあって、それだけでも結構かさばったものです。
しかし、この懐中電灯(これに限らず他のものも)実は現場調査用に用意した物ではありません。なんのためかというと・・・ウナギの夜釣りのため。そう言えば随分行ってないなあ~。多いときには雨が降る度行っていたのに。道具だけが、他の用途にも役立ちながら生き残っていました。そろそろ、季節を迎えます。今年は現場調査以外にも役立てたいものです。