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ケヤキの一枚板が届きました。
建築の話題

ケヤキの一枚板が届きました。

以前に長男が調達をしていたケヤキの一枚板が4枚手元に届きました。
内2枚はテーブルも取れそうな幅のあるきれいな板です。残りの2枚は写真の物ほど幅がないので、カウンターや式台用でしょうか。いずれも長さは4メートルほどありますから、何かに切り使いしても使い勝手は良さそうです。
私も木は好きなほうで、あちこちに伺った折に目がとまることはよくあります。それでも買い置きまではしようと思いませんが、長男はとうとう現物を引っ張ってきました。私よりは行動力がある、思い切りが良い・・・ということでしょうか。
なにはともあれ良いものが手に入りましたので、ケヤキの1枚天板でテーブルなどを造りたい・・・とご希望の皆さんは連絡を下さい。担当は長男です。
無事生還・・・そのⅡ。
クルマの話題

無事生還・・・そのⅡ。

納車1年を待たずしてあちこち傷ついてしまったデミオが、後部バンパーとボンネット前の板を取り替え、ボンネットと後部フェンダーは板金塗装をして万全の修復を受けて帰ってきました。これでどこから眺めても立派な新車然としています。
それにしても、人間の感情なんてちょっとした事で、こうも浮き沈みするのかと思い知らされます。元々、機械には何の不調もなくすこぶる快調に走っていたものの、ほんのちょっとしたスリ傷やへこみで、なんとなく愛着も薄れてしまい気味でした。ところがこの度の修復で、ボディーの塗装のようにすっかり気持ちもよみがえり、心なしかクルマも輝いて見えます。
喜んだのは家内で、自分のクルマが知らないところで傷ついていくことに、実は他人が想像する以上に心を痛めていたようです。今年のうちにすっかり片付いて良かったね。
 
今回の課題はBLUE GIANT(ブルー ジャイアント)。
本・テレビ・映画の話題

今回の課題はBLUE GIANT(ブルー ジャイアント)。

またもや、プラスチックのケースに入って課題図書が私の枕元に届きました。
今回の課題はBLUE GIANT(ブルー ジャイアント)。
仙台に住む高校生がジャズに触れて興味を持ち、サックス奏者として頑張る・・・というお話し。2013年から連載が始まっているようなので、もう数年経ちます。マンガ大賞をはじめたくさんの賞ももらっているようですから良いマンガなのでしょう・・・と思って読み始めましたが、演奏場面がとんとイメージできません。実は私、ほとんどジャズを聴きません。若い頃にビッグバンドは少し聴きましたが、数人編成でソロが良くて・・・なんてバンドにはとんと興味がなかったものですから。
そんな私にも、登場人物の熱がビンビンと伝わってくるのがこのマンガの良いところ。世の中、特に若い世代にそんなにジャズが拡がっているようには思えません・・・それでもこのマンガに人気があるのにはそんなところに秘密があるのでしょう。
いよいよ日本を離れてドイツへ・・・ああ~、すっかり取り込まれてしまったように思います。
無事生還!
その他の話題

無事生還!

修理中の一台が無事に生還を果たしました。
次々と不調を訴えるパソコンたちの中でも、無事に生還を成し遂げられるのは半分に満たないほどの確率です。このたび、難関を突破して1台帰ってきました。おめでとう!
最新の、コアが6つも8つもあるCPUではありませんが、使用環境的にはこれで充分。動きさえすれば、まだまだ現役で使えます。修理で戻ってくるというのは何よりも、もったいない・・・という精神を満足させてくれます。
ところで、複数のコアで性能のブレイクスルーを果たす・・・とい発想はロケットエンジンに似ています。宇宙開発の現場ではこの方式でアメリカがソビエトに先行されてしまったのです。1つのすごいものでなくても、幾つかのそこそこのものを組み合わせて必要性能を確保する・・・これは人間社会にも当てはまるかもしれません。特に最近の労働環境においては重要な視点のようにも感じます。
話が大分それましたが、なにはともあれめでたい!・・・使い捨ての風潮に一矢報いた気分です。
樋の話。
建築の話題

樋の話。

軒先には軒樋があるのが普通・・・でも、屋根の線をきれいに見せたい時には樋が邪魔になる時もあります。洋風の角軒樋では見えないところで水勾配が取れていて、外から見ると建物に水平にスッキリと付いているように見える品物もありますが、日本屋などに付ける品物では軒樋の水勾配が、そのまま軒先の傾きのように見えてしまうので気になることもあります。
そこで、敷地の水はけに問題がなく軒の出が充分に取れる住まいでは、軒樋を付けない・・・という選択をすることもあります。樋がないと雨だれで地面が掘れてしまいますから、何らかの工夫が必要です。簡単なのは一面に砂利や芝生などを敷き込むことです。こうしておくと、水はねもなく建物が雨だれで汚れることもありません。
丁寧にする時には、樋の代わりに地面に雨受けの側溝を用意しておきます。
側溝そのままではどうにも見た目が良くないので、10センチほど深く施工しておいてその上に石を並べて化粧します。そうして出来たのが写真の溝です。
状況と工夫次第で随分とスッキリした意匠に収まる事もあります・・・ご参考に。
パソコン・・・いいペースで(?)壊れる。
その他の話題

パソコン・・・いいペースで(?)壊れる。

形あるものは壊れます・・・分かってはいても、こうも壊れては困りものです。
事務所では常時10~13台ぐらいのパソコン(ノート含む)が動いています。寿命を5~7年と考えると、年に2~3台ぐらいは新しいものに変えないとならない勘定になります。それに故障という可能性を入れると、やはり年に3~4台の入れ替えは必要になるのでしょうか・・・理屈ではそう理解していても、度々目の前で不調になるパソコンを見ているとなかなかに冷静ではいられません。今年も秋に2台、年末に1台が壊れました。1台は修理の可能性もあるようですが、2台は完全に逝ってしまいました。
何ごともコンピューターの世の中ですが、個人使用のパソコンでは性能はすでにそこそこ使用環境に追いついている気がします。今後は新しい部品で目先を惑わせて購買を喚起するようなことはしないで、どうかもう少し長くもつ品物を生み出してほしいものです。
 
スター・ウオーズ ファントムメナス。
本・テレビ・映画の話題

スター・ウオーズ ファントムメナス。

最新のスター・ウオーズを観てきたので、家でもファントムメナスを観てみました。
いやあ~面白い、圧倒的に面白い。こっちは文句なしに面白い。
18年も前に発表された映画とは思えない圧倒的な画面。スピード感もファンタジーも冒険も驚きもユーモアもこちらの方が遙かに上に感じます。最新作は、これまでの作品をオマージュするあまり独自性に欠け新味がありません。古い役者の力を借りて、なんか色々こねくり回すばかりで、そのくせ未消化に終わっている印象です。同じシリーズの作品でも監督や脚本が違えばこんなに違うのか・・・と思い知らされます。
とにもかくにも、次回は最終作となるはずで・・・こちらはしっかりと締めくくってほしいものです。そうそう、スピンオフのローグ・ワンはあんなに面白かったのですから、いっそあのスタッフに次作を任せてしまう・・・というのも良い手かもしれません。
スター・ウオーズ 最後のジェダイ。
本・テレビ・映画の話題

スター・ウオーズ 最後のジェダイ。

待ちに待っていたスター・ウオーズ・・・とうとう観てきました。
公開日に観ないと後はネタバレしてしまって面白くない・・・と言う長男に付き合って、昨夜のナイトショーに出かけたのです。驚きました、田辺にもこんなに映画を観る人が居るのか・・・と思えるほどの人の入り(と言っても70人ほどですが)さすがに世界のビッグネーム。レイトショウはいつも、ほとんど貸し切り状態で席は選び放題ですから違いに驚きました。
さて映画の方は・・・前作のフォースの覚醒よりは少し面白かったかな。しかし、2時間半の上映時間の多くを、何やかにやの説明に費やした割りにはストンと腑に落ちる訳でもなく・・・西洋人に東洋的なものの理解はそんなに難しいものなのか?と思わせるほどの酩酊ぶりはどうしたことか。もう少しトン・トン・トンとストーリーを運んでいっても、諸々承知で観ている方は充分理解してくれた上にスリリングだったろうに・・・と思ってしまったのは私だけではないでしょう。
今回のスターはポーグという鳥やらペンギンやら分からない生き物。あの羽根の大きさで空を飛び回っているのは納得がいきませんが、なんと言っても不思議にかわいい。これから先あちこちで見かけることになるでしょう。
暖房の話・・・そのⅣ。
建築の話題

暖房の話・・・そのⅣ。

和歌山市の木の家工房Mo-kuでは床暖房を主暖房に使っています。
写真はギャラリーに入ったところの土間部分です。土間コンクリートと仕上げのタイルなどを合わせると25センチほどのコンクリート厚さになります。コンクリート類は熱をため込むのが得意ですので、深夜電力でこのコンクリートを暖めておく蓄熱式の床暖房を採用しています。この方式もタイマーセットさえしておけば、後は時期に応じて暖房の程度を調整するだけでほぼ何の手数も必要なく使えます。室内に出てくる装置もコントローラー以外はありませんし、室内の空気は一切汚しません。朝一番から床のコンクリート自体が暖かくなっていますので、何もしなくても快適です。
2階の事務所部分の床は、通常電力の床暖房です。シート型(厚さ0.6ミリ)の発熱体を床板の下に仕込んでいます。こちらは必要な時だけスイッチを入れるタイプです。スイッチを入れたからといってエアコンのようにすぐに暖かい風は吹いてきません。約15分ほどの待ち時間が必要です。電気代は心配するほど必要ではありません。8畳ほどの部屋ですと1日8時間フルに使用して、月に三千円から四千円ぐらいのものだと思います。
足元の冷えを解消すると、思った以上に快適に過ごせます。そういう意味では床暖房は理屈に合った暖房器具だと言えるでしょう。種類はいくつかありますから、室内や床の状況にあったタイプの器具を使い分けましょう。想定以上に寒い日には、床暖房の出力を上げるよりはエアコンを併用することをおすすめします。その方がランニングもイニシャルもリーズナブルになると思います。
暖房の話・・・そのⅢ。
建築の話題

暖房の話・・・そのⅢ。

ちなみに、田辺の事務所では蓄熱暖房機を主暖房として使っています。
ひと月ほど前に電源が入りました。最初は30%の蓄熱量から・・・2週間ほど前に50%になり、現在は(二・三日前から)70%で使用しています。
一度タイマーセットしておけば、後はこれといって触ることもありません。時期(寒さ)に応じて蓄熱量のダイヤルをひねるだけです。
手間なしで、室内の空気を汚すことなく一日中暖かいのがこの暖房機の良いところです。電気代も深夜電力型なので割安設定です。
後付けも出来るので(深夜電力の工事は必要)既存の家にも据え付けられます。ただし、機械自体は結構な大きさ・重さがあります。私の所に据えているのは7Kw(大型のエアコン2つぐらいの能力)のものですが、巾が1メートル50センチ・奥行きが30センチ・高さが70センチ・重さが300キロほどあります。
これから本格的に寒くなると、エアコンを併用する日もあるでしょうが、50㎡(約15坪)の事務所の主暖房としては中々に優れものであると思います。
すっかり気に入って、2階の住宅部分にも同じものを入れました。家内は夜の間に洗濯物が良く乾く・・・と喜んでいます。