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フォードVSフェラーリ。
本・テレビ・映画の話題

フォードVSフェラーリ。

気になっていた映画を観てきました。ご推察の通り、フォードVSフェラーリです。クルマ好きの私にははずせない映画です・・・これを観ないという選択はないやろう~・・・という訳です。
主演はジェイソン・ボーンをやったマット・デイモンと前はバットマンだったクリスチャン・ベイル。どちらも歴史上の偉人を見事に演じきっています。特にケン・マイルズ役のクリスチャン・ベイルは本物が乗り移ったのかと見まがうばかりの熱演で(本物はよく知りませんが)癖のある人間を彼なりの役作りで見事に表現しています。
長いル・マンの歴史で優勝を勝ち取ったアメリカ車はフォードのGT40だけです。そりゃあ大変なことばかりだったでしょう。人の執念が身を結ぶ瞬間というのは、常人では想像を絶する事柄がひとつの方向に見事に収束するときなのでしょうが、美談ばかりではない・・・という描き方が物語に真実味を与えています。ちなみに、群雄割拠していた時代にルマンを征した日本車はマツダのロータリー車787Bだけです。
私はクルマ好きなのでこの映画がとても楽しめましたが、例えクルマ好きでなくとも楽しめるのがこの映画の良いところです。一度観てみてください。
HEROES(ヒーローズ)。
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HEROES(ヒーローズ)。

ご存じHEROES(ヒーローズ)。何年か前にアメリカで大ヒットしたテレビドラマです。もちろんすでに観てはいますが、今回長男が観はじめたのをきっかけに又観てしまいました。観はじめると、少々のことがあっても最後まで行ってしまうのが私の良い(?)ところ。そしてあらためて感じるのが・・・アメリカ(のドラマは)はなんて浅いんだ!・・・ということ。
登場人物たちは感情の発露も行動も安直、態度も考え方もコロコロと変わる。これは脚本が悪い!設定や枠組みは良いのに・・・もっと観るものを納得させるだけの表現や展開であれば面白かったろうに。特に、主人公の一人であるチアリーダーの小娘には我慢なりません。そりゃあ特殊な体に生まれついたことに不憫は感じますが、それにしてもわがままが過ぎます。全力で守る家族の愛を良いことに、言いたい放題・やりたい放題・・・まさに馬鹿娘!
そんなに文句があるなら観なけりゃ良いのに・・・とお思いでしょうが、そうは思ってもやめられないのが悲しい私の性分。なにはともあれ、長い長いこの物語・・・終われて良かった。
スターウォーズ Ⅸ。
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スターウォーズ Ⅸ。

待ちに待ったスターウォーズの新作「スカイウォーカーの夜明け」が封切りになりましたので観てきました。少しでも大きな画面で良い音響で・・・と思ったのですが、残念ながら時間の関係で思いは叶いませんでした。
最近のVFXがすごいのは言わずもがなではありますが、今回などはとうとう、この世にいないレイアまでを出演させてしまいました。それにしても、40年以上も前に最初のスターウォーズで当時の人に今と変わらぬ驚きを創ってしまったルーカスの先進が光ります。
さて、物語は・・・謎だったレイの秘密がとうとうあかされます。全編を通して緊張感と迫力のみなぎった力作で、息つく間もありません。第2シリーズ(アナキン主演のやつ)にあった、のびのびと独特の世界観に浸らせてくれるような余裕がなくなっていたのは少し残念ではありましたが。
懐かしい顔もそこかしこに見えて、歴史の厚みが映画に深みを与えています。観客はそれぞれの中にあるスターウォーズ物語の最終話を楽しめた事と思います。今回の収穫は、カイロ・レンとフィン。この2年の間にずいぶんと二人が大人びたことで物語に落ち着きと重みが増しました。
内容について触れられないのは残念ですが、詳しくは劇場で。最終の3部作の中では一番の作品だと思います。
ターミネーター:ニュー・フェイト。
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ターミネーター:ニュー・フェイト。

少し映画とご無沙汰していましたが・・・行ってきました。これが来てしまえば仕方ないでしょう、ターミネーター:ニュー・フェイト。
いつものようにあり得なく強いターミネーター・・・しかし前回、とうとうジョンまで死んでしまったのでは・・・と思っていたら、今回のは前回とは違う未来が絡む物語。いやあ~、映画なんて作ろうと思えばどうにでもなるものなんですね・・・というより、人間の想像力には限りがないのですね。
自分の未来は自分でつかむ・・・強い信念の元に最強の敵ターミネーターに立ち向かうのはいつも一緒。しかし、懐かしい役者が出てくると観ているこっちの思いが違う。こっちが違えばあっちの思いも強調される。このぐらいの認知度の高い映画になると、映画は作り手の思いを超えて、観客とともに作っていくことが出来るのですね。
この時期にあまり詳しいことを書くのも何かと思いますので、後は劇場で・・・楽しめることは間違いない。
白暮のクロニクル。
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白暮のクロニクル。

今度は長男が枕元にマンガを置いていきました。親切心とはいえ、3人の子どもたちが入れ替わり立ち替わり、何か枕元に置いていくものを消化していくのは結構に大変です。
今回の課題図書は白暮のクロニクル。聞き慣れないタイトルですが、作者を見てみるとゆうきまさみさん。ゆうきまさみ・・・エエ~、この人機動警察パトレイバーのゆうきまさみさん?パトレイバーといえば随分と昔のマンガですよ。1980年代の終わり頃ですから、もう30年以上も前。当時としてはとっても先進的で、そう言えば当時からどことなく飛び抜けていた感はありましたが、今でもバンバン活躍されているとはさすがです。
読み進めていくと、どうも私の得意なドーン・バーンものではない。少し真剣に読んでいないとつながりが分からなくなりそうに複雑な推理ものです。ひとつ片付けば又ひとつ・・・しかし全体を通して筋立てがしっかりしているので飽きることがない。それどころがどんどんと引き込まれていきます。やっとの思いで完結の11巻を読み終えました・・・どうだったかというと・・・いやあ~、面白かった。映画や推理小説としても充分にやっていけようなクオリティ。しかし、これを連載で読んでいた方々は少しまどろっこしかったかも。
えらい先生はいくつになってもどんな分野でも面白いものを書くものだ・・・と感心しきりです。
女子柔道部物語。
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女子柔道部物語。

寝入る前の寝床ではやはりどこか手持ち無沙汰で・・・つい何か読み物に手が出ます。中でも一番手軽で面白いのはマンガ・・・その年で・・・などと言うことなかれ、いくつになっても面白いものは面白いのです。
先日来、小林まことの1・2の三四郎2を読んでいた流れを継いで、またもや小林まことの、今度は女子柔道部物語を読み始めました。ただしこいつは何十年も前のマンガではなくて、現在進行形(イブニングで連載中)のマンガ。小林まことさん、私と同年代なのにいまだにバリバリの現役であるのは尊敬に値します。
所々に懐かしいキャラクターの顔などもちりばめながら、1996年アトランタオリンピック柔道女子61kg級金メダリストの恵本裕子さんの柔道人生をマンガにしたものです。実話らしいのですが、そこは小林さん独特のユーモアでとっても面白く読ませてくれます。
古い本の場合は、どれも完結していますから一気に最後まで・・・というのが可能ですが、連載中のものはそうはいきません。ああ~もどかしい。新しいものはこれだから~・・・。
こりゃあ大変なことだぞ!
本・テレビ・映画の話題

こりゃあ大変なことだぞ!

お気に入りのテレビ番組放映がなく、手持ち無沙汰に夜を過ごしている私を見ると、次男は色々なDVDを持ってきては私の前に差し出します。どうやらそれを見たときの私の反応を楽しんでいるようです。今回もいくつかのDVDを差し出しました。そのうちの一つがこれ、ダビンチ・コード。これまでにも3回ほどは観ていると思いますが、まあ何回観ても面白い作品ではあります。
この作品は、宗教知識がなくても、常識的なことさえ知っていれば楽しめるようになっています。目を見張るアクションよりもワクワクが止まらない幾多の推理・・・こりゃあすごい!。どんどんと展開される新しい発見に、一体何が本当で何が作り事なのかわからなくなります。
何回も観ていると、前回まではあまり関心のなかったことや見過ごされていたことがどんどんと頭の中に入ってきて・・・なるほど、この作品の通りだとするとこりゃあ宗教上の大問題。キリスト教関係の方でなくてもひっくり返るほどの大事件です。なんせあのキリストの子孫が・・・ここから先はまだ観ていない方ように伏せておきます。
大変面白く観たのですが、シリーズものの最初の作品をこのように楽しんでしまうと、次が観たくなる・・・またまた眠れない夜が続く・・・そんな私の様子を見て次男が喜ぶ・・・この作品とは違って、私の家庭はなんて平和なんでしょう。
1・2の三四郎2。
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1・2の三四郎2。

秋の夜長をどうしてすごそうか・・・と考えていると、真っ先に浮かんでくるのが映画とマンガです。我ながら選択肢の少なさに呆れながら、それでも観はじめると面白くてやめられないのがこの2つでもあるのです。
手に取ったのがこのマンガ。ご存じ(?)小林まことの1・2の三四郎・・・それの続編の2。1994年から1998年に書かれたものらしいのでもう20年以上も前の本になるのですね。しかし、名作の面白さは時を超えて読み応えがあるところ。このマンガも、真面目とセンスの良いユーモアが入り交じってとっても面白い。
そもそも、1・2の三四郎自体は1981年から連載の始まったマンガ(なんと40年近くも前!)三四郎の高校時代が舞台、その後に1・2の三四郎2があり、格闘探偵団(2006年単行本発売で完結)まで25年間もひたすら三四郎を書き続けた。
小林まことさんは何故こうも東三四郎に固執するのか?・・・以前にこんな質問に氏が答えているのを読んだことがあります。私は東三四郎を書き続けたいんではなくて、最強の男の物語を書き続けたい。その男こそが東三四郎なのだ・・・と。不思議なことに、私には何だかこの答えの意味が感覚として分かりそうに思います。
 
記憶にございません!
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記憶にございません!

久し振りに映画を見てきました。今回見たのは三谷幸喜監督の 記憶にございません!という作品。
氏の作品には本当に悪いやつはあまり出てこない。今回の主人公の中井貴一演じる総理大臣も、秘書も、政治ゴロの記者も、悪役幹事長も悪いことはしていてもどこか憎めない。その辺の味付けが軽妙で絶妙で、そこが三谷作品の味です。
私がはまったのは吉田羊演じる野党の党首。表は現実のどこかの党の女戦士のような政治家、でも裏では・・・圧倒的にきれいなこの人が演じるにはまさに適役。この人、役を離れた現実もこんなんじゃないの・・・とさえ思わせる怪演。いいなあ~吉田羊さん。
途中で、総理大臣が妻に呼びかけるとんでもない演出以外はとっても楽しく、声を上げて笑いながら観てしまいました。ああ~惜しい・・・あそこだけ。
 
シンドラーのリスト。
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シンドラーのリスト。

日本では1994年に公開された映画です。もう25年も前になるのですね。DVDは早くに手に入れていたのですが、なんせ映画はストレス解消・うっぷん晴らしで観ることが多くて、いきおいドーン・バーンのアクションやファンタジー系(怪獣も含めて)に流されがちで、長いこと手が出ず棚に並んだままでいました。この度は、眠っているDVDがもったいないと思い直して観てみました・・・そして、驚いた。こりゃあ、アカデミー賞をいくつももらうはずだ。
最近観た映画でも感動した映画はたくさんありましたが、何だかこれは特別のような気がする。感動すると言うよりは、驚愕する。本当にこんなことがあったのかと我が目を疑う様なことの連続。映像化したスピルバーグには色々な意味で勇気のいることだったでしょう。
主演のリーアム・ニーソンは私より少し年上のイギリス人。これ以降に作られた彼主演の映画は10本以上観ています。いずれも、彼なくしては出来得ない作品たちです。しかし、この作品での彼の存在感は別格。この映画をきっかけにスターダムにのし上がったようですが、それも無理からぬ事でしょう。
もう一人興味深い人が出ていました。敵役のドイツ軍人・・・この人どこかで観たことあるなあ、特徴ある鼻の線・・・ずっとそう思っていましたが、そうそう、この人ハリー・ポッターのヴォルデモートだ。特殊メイクで覆われていても私の目はごまかせない・・・たくさんの映画を観ていると、作品以外の意外な楽しみもあるものです。