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キングスマン:ファースト・エイジェント。
本・テレビ・映画の話題

キングスマン:ファースト・エイジェント。

キングスマンはなかなかに面白い映画です。同じスパイ映画でもボンドくんやハントくん、ボーンくんのように真に迫ってものすごく・・・というのではありませんが、ユーモアがあって楽しく観られます。ただし、2作目あたりは少しふざけすぎていて興がそがれました。今回のキングスマン:ファースト・エイジェントはどうなんでしょう?気になるところです。
若者は、情熱はあっても未成熟、だからつたない。そして、その自覚がない。つたない故に、誰が何を言おうと自分が正しいと思い込んでいる。つたない故の失敗もする。その失敗は命をも奪うことがある。
何ごとも経験してみないことには分からないが、命を落としてしまっては失敗を成功に生かすことも出来ない。しかし、時として若者の情熱は時代をも動かす。さて、今回の物語では誰がどんな風に動かされたのか?私は今回の作品好きだなあ~・・・詳しくは観てのお楽しみ。
マトリックス レザレクションズ。
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マトリックス レザレクションズ。

全世界で空前の社会現象を巻き起こしたアクション超大作の続編が来たので観に行ってきました、マトリックス レザレクションズ。20年前の3部作はしっかりと手持ちのDVDにもあって、これはもう何回となく観ています。だから、続編がくる・・・となると一も二もなく行きたくなる訳です。
それにしても20年という年月は残酷だ。生まれたての子も成人しようかという年月は、あんなにはつらつとしていたネオ役のキアヌ・リーブスにもトリニティ役のキャリーアンモスにも重くのしかかています。さらに物語の設定が、ネオが死んだと思われてから60年後なものだから、ことさらに二人が老けて感じる。物語の前半はこのギャップを埋めるために主に使われているので少し退屈でした。
無条件で設定やアクションを楽しめた前作達と違うのは、今回の作品がわりと身近な愛情物語になっているところ。それから、ポッドにつながれて生かされている人間たちが、日本人の現状をあらわしているようで切なかったこと。平和ボケというのは、ああいう状態とそう変わらんだろう・・・と思えてしまいました。生きるということは、それなりにリスクを背負うということだ・・・と改めて思った次第です。
マイ・インターン。
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マイ・インターン。

マイ・インターンは2015年製作のアメリカ映画。切実な問題を扱っていてもイギリス映画とは違って、どことなく明るく陽気。主演はきれいどころのアン・ハサウェイと大御所のロバート・デ・ニーロ。
若い主婦(アン・ハサウェイ)が立ち上げた通販サイトが大当たり。地域に根を下ろすべくシニア・インターンを雇うことになり、採用されたのが70才の老人(ロバート・デ・ニーロ)。今の世の中、特にネットの世界では、使えるのは若い者だけ、老人は使えない・・・と誰もが思っていた。でも、違ったのです。だって、どんな環境で働いている人も、どんな年齢の人も、人としての悩みは似たり寄ったりなのですから。そればかりか、人として・・・ということになると。70年を生き抜いたキャリアは何ごとにも代えがたいときがある。この老人が車内の誰にとってもドンドンと存在感を増していきます。
アン・ハサウェイがキュートなのはもちろんですが、目を見張るのがロバート・デ・ニーロの魅力。マフィアのボスの時とは違って、人なつっこくて思慮深くて大胆で行動力のある見事なおじいさん。生きてきた時間がちっとも無駄になっていない。こんなじいさんになりたいなあ~・・・。
ブラス !。
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ブラス !。

ブラスは1996年に作られたイギリスとアメリカの合作映画です。イギリスの田舎町の閉鎖される運命にある炭鉱のブラスバンドのお話し。
街を支える基幹産業である炭鉱の閉鎖話が持ち上がって街は騒然。住民投票までして、すったもんだでとうとう閉鎖が決まってしまった・・・と街の人たちは思っていたが、会社側は実は2年も前から閉鎖を決めていた。大変な状況にある人々の気持ちをやっと支えていたのは、炭鉱夫で構成するブラスバンドの活動。地区の予選を勝ち抜いて決勝に臨む頃には、それまでバンドメンバーにきつくあたっていた人々にとっても地区を代表するこのブラスバンドが、つらい日常を生きるただひとつの希望となる。
優秀な対戦相手に萎えかけた心を奮い立たせて、とうとう優勝をもぎ取った。優勝スピーチで、病気を押して駆けつけたバンドのキャプテンが観客に向かってこう言う。皆さんは可哀想なアザラシやイルカのためには立ち上がる。しかし、窮地に追い込まれた人間のために何をしたのか・・・。
イギリスらしく、重たい課題を重たい画面で突きつけてくる。アメリカ映画にはない雰囲気の、人間味あふれる素晴らしい映画です。
「ペイ・フォワード」と「しあわせの隠れ場所」。
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「ペイ・フォワード」と「しあわせの隠れ場所」。

ペイ・フォワードは2000年に作られたアメリカの作品。ある日先生に、世の中を良くするために君たちならどうする・・・と課題を出された中学生のお話。少年は、自分が良くしてもらったらその人に恩返しするのではなく、自分の関わる人たちに善意を先送りしていく・・・と答える。彼の行動は思いがけず大きく世の中を変えていった・・・というお話し。少年役にシックスセンスのハーレイ・ジョエル・オスメント、先生役が交渉人のケヴィン・スペイシー、お母さん役が恋愛小説家のヘレン・ハント・・・有名どころのキャストです。あなたはラストが涙無しで迎えられるかな?
しあわせの隠れ場所は2009年のアメリカ映画。アメリカンフットボール・リーグ選手の青年期を描いた奇跡のような実話をもとにしたお話。スラム街に生まれてホームレスのような生活を送っていた黒人少年が、お金持ちの白人女性の家族に迎えられて才能を開花させていく。頑張った少年はもちろんエライが、辛抱強く支え続けた家族、とりわけ奥さんがとってもエライ。彼女の、慈愛に満ちた毅然とした生き方が素敵だ。奥さん役がスピードでキアヌ・リーブスと共演して一躍スターダムにのし上がったサンドラ・ブロック。
2本とも何度観ても気持ちが良いし泣けてくる。アクション映画にない、現実感を伴った勇気を与えてくれる映画です。

 

圧倒的に渋い !
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圧倒的に渋い !

夜な夜なその夜に観るDVDを探していると、探し方が連想ゲームのようになって、アクションが観たいな・・・ならハントくんか・・・最近トップガンを取り直したそうな・・・あの時代と言えば「愛と青春の旅だち」久し振りに観たいな・・・なら「天使にラブソングを」も良いな・・・かわいいギャングだな、ギャングやならず者と言えばクリント・イーストウッドだな・・・少しまとめてクリント・イーストウッド観てみるか・・・みたいな感じで、何本か彼の監督主演作を見てみました。
そして改めて感じるのが、やはり圧倒的に渋い!生き方が頑固で真っ直ぐで、何があっても途中でくじけない。もちろん行いの全てが肯定できるものばかりでないのはその通りですが、でも気持ちは分かるのです。カッコイイ!・・・というのは、所作や見栄えの話ではなくて、たとえ泥まみれでも、生き方についてそう感じているのだ・・・とつくづく思います。彼のように、そうせざるを得ないことにはあちこちで行き当たるものです。自分にあんなに男前な決断ができるかなあ~・・・振り返ってみると甚だ疑問です。
やはり名作。
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やはり名作。

最近テレビはあまり観ていません。正確には、テレビ番組はあまり観ていません。何を観ていても、途中に入るコマーシャルの多いこと派手なこと。それですぐに興が冷めてしまうのです。
そんな訳で、オンデマンドの中国時代劇を家族に嫌がられるぐらい観ていたのですが、パソコンが熱暴走で止まるようになり、これも数ヶ月で打ち切り・・・そして、又々買い置きのDVDに出番が回ってきました。
だいたい1日につき2本から3本のペースです。これまでに観た中で、安定の面白さを感じたのはウーピー・ゴールドバーグの天使にラブソングをとリチャード・ギアの愛と青春の旅だち。2本共にとっても古い映画にもかかわらず、今観ても全く色あせることがない。適度にユーモアがあって、人間の可能性に気付かされて、愛することの大切さをストレートに感じさせてくれる。昔も今も人間の本質なんてそんなに変わらない・・・とつくづく思わせてくれる名作たちです。
ボンドくん NO TIME TO DIE。
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ボンドくん NO TIME TO DIE。

映画も久々です。夜な夜なDVDは観ていましたが、やはり大きな画面で見るのは気持ち良い。今回観たのは待ちに待ったボンドくんの映画、NO TIME TO DIE。
この映画、今までのボンドくんのものとは少し雰囲気が違いました。これまでは、陽気でクールで超絶アクションを繰り広げる女好きのボンドくんの物語でしたが、今回は少しシリアスで、画面の造りも進行もどことなく日本的。陽気でも女好きでもありません。最もこれまでらしいのは、中頃に出てくるCIAの新人女性局員でしょうか。この子は若くて美人で陽気で元気で活発でユーモアも忘れない。いつもならこんな子とすぐにニャンニャンしてしまうボンドくんもそのそぶりが見えません。
カジノ・ロワイヤルで始まったダニエル・クレイグのボンドくんも今回が最後。彼のシリーズでは今回のが一番良かったかなあ~・・・などと思いながらエンドロールを観ていたら、最後の最後に何やら意味深な一文。どうやらまだまだボンド映画からは目が離せないようです。
 
三国志。
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三国志。

こちらの三国志は、以前に観た、ひょっとしたらこんなこともあったかもしれない・・・的な、裏話的な三国志ではなく、わりと本に載っている正統派の三国志。NHKの大河ドラマ的かゴレンジャー的か・・・の指標でいくと、まんま大河ドラマ的。
だから、何もかもが本格的、それなりにお金も時間もかかっていそう。特に声優陣は(以前に日本でも放送されたようで吹き替え版)どこかで聞き覚えのある大物揃い。こりゃあいよいよ本格的だ。
曹操の若かった時代から全盛期を越えて、子供・孫の時代まで・・・壮大な物語。もちろん劉備も諸葛孔明も張飛も関羽も趙雲も孫権も孫策も・・・知ったような名前はおおよそみんな出てきます。子供時代に観たNHKの人形劇では劉備が主人公だったのに、中国では曹操が中心に描かれることが多いらしく、この物語もそうなっています。面白い、ドンドン次が観たくなります。これまでの断片的な記憶がつながって、益々興味が湧く・・・ところで、いつになったら終わるの?だいたいの中国時代劇は45話~50話くらい・・・でも、もう70話越えてるよ。なんと最終的には95話まであって、これでもかという程堪能しました。何ごとも過ぎたるは及ばざるがごとし・・・人間ほどほどが大切です。
射雕英雄伝(レジェンド・オブ・ヒーロー)。
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射雕英雄伝(レジェンド・オブ・ヒーロー)。

幾つ観ていても、観るまではだいたいどんな物語か、面白いのかそうでないのかはタイトルや写真だけではいまだに良く分かりません。ですから、評価の星のマークが頼りです。今回観たのは射雕英雄伝(レジェンド・オブ・ヒーロー)・・・でも、英雄伝の前の漢字はなんと読むのかいまだに良く分かりません。
例の、大河ドラマ的かゴレンジャー的か・・・という尺度で言うと、このドラマは7:3でゴレンジャー的。想像を超えた超絶技とワイヤーアクションで空などビュンビュン飛び回ります。
宿命を背負った若者が、色々な師匠に出会い成長していく・・・と言うお話し。馬鹿が付くほどの正直者(融通が利かない)の主人公(この設定は中国時代劇では非常に多い)に苛立ちながら、それでも相手役がかわいい女の子であるのと、その子の一休さん的な才知に興味が引かれてついつい観てしまう。
子供っぽいと言えば子供っぽい。でも、こちらも子供っぽいので、ちょうど釣り合いが良いくらい・・・と言えばそう言えなくもない。