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これはいけない・・・と思う。
本・テレビ・映画の話題

これはいけない・・・と思う。

つい先日までは、テレビの独り占めだ・・・と家族のひんしゅくを買いながら、ひたすら柔道の世界選手権を見ていましたが、今度は世界バレーが始まってしまいました。最近では、好きなものは何ですか?と聞かれると、テレビでのスポーツ観戦・・・と答えている私には外せない番組です。又々ひんしゅくを買いながらの観戦をしています。連日の熱戦は手に汗握るもの(それにしてもオランダ戦は惜しかった!)ですが、気になることもあります。
番組の間中鳴り止まない、場内の放送設備と専門職を使っての日本チームへのマスコミに作られた応援です。如何に番組を盛り上げるためとはいえ、あれはフェアではない!ゲストを呼んでインタビューして応援して盛り上がる事には何の不満もありませんし、観客が自分たちで盛り上がって大声で応援することも良いことでしょう。しかし、あれはいけません。あれは自然発生的なものではない。日本の番組独特なんでしょうか?あんなこと他の国でもしているのでしょうか?
自国のチームを応援するのは自然な行為で、大いに推奨されるべきものですが、会場設備などを使っての組織的な応援は到底公平な行為とは思えません。選手たちは日本チームも相手チームも、それこそ命がけで戦っています。応援は、相手にも敬意を表しての行為でありたいものです。
 
ランチェスター No.1理論。
本・テレビ・映画の話題

ランチェスター No.1理論。

前回ご紹介の本とか、今回紹介させていただくような本はだいたい長男の本です。他にもたくさん持っているようで、私や家内の話題にそったようなものを、こんな本あるで・・・と貸してくれます。出されてしまうと逐一読まないといけないような気もして・・・夜な夜な頑張ってしまうわけです。
ランチェスター No.1理論は、大きい企業には大きいなりの・・・小さい企業には小さいなりの戦い方がある。闇雲に戦っても勝てない・・・と言うようなことを書いている本でした。私の所などは究極の小さな単位で戦っていますのでとても参考になるような気がします。
小さい事業所は個性的な商品を持つこと、商圏を限って、その範囲の中でNO1を目指すこと・・・これが生き残りのコツなんだそうです。まだ一杯大事なこともあったように思いますが、特に印象に残っているのはこんな所。なるほど・・・私に当てはめると、心を強くしてますます快適な木の家づくりに邁進しなさい。情報発信は欲張りすぎず、まずは足元を固めなさい・・・そういうことでしょうか。人間、必要な時に必要なものに出会えるものです・・・有難い。
ミッション:インポッシブル・フォールアウト。
本・テレビ・映画の話題

ミッション:インポッシブル・フォールアウト。

早速見てきました。ミッション:インポッシブル・フォールアウト。待ちに待ったハントくんとイルサちゃん、それにベンジーとルーサー・・・いつもの仲間の大活躍です。映画はもちろん毎回複数回で観ますしDVDも全作品何回も観ましたので、なんか自分の仲間のような感覚・・・どこかで会ってもお互いに知っているような感覚(向こうは迷惑でしょうけど)になっています。イルサちゃん他の仕事も忙しいのか大分痩せましたね・・・前回の少しふっくらぐらいの方が私は好きです。
今回のは古き良きテレビシリーズのような出だし・・・良いなあ~。定型を持っているものの強みをしっかりと活かして往年のファンにも気を配っています。何回ものどんでん返しの上に、これでもかのインポッシブルな事態・・・まさにミッション:インポッシブル。それでも絶対に諦めないのが彼らの良いところ。勝算があるわけでもない・・・でっ、どうするの・・・これから考える・・・そう、目的が明らかならば手段は後から湧いてくる・・・理屈はそうでも実践するのは至難の業。自分を振り返ってみるとよく分かる。
いつものようにアクションに次ぐアクション。ゆっくりする間などありません・・・ハントくんの必死の走りを見ていた家内が、あんまり速くないよね・・・と一言。そりゃああなた生身の人間ですから。それにしても、そろそろいい年なのかなあ~・・・冷静に考えるとハント君も頑張り続けるには結構な年かも。息をもつかせぬアクションの陰ににじみ出る人間味・・・それがこの作品の良いところ。いつまでもハント君には頑張ってほしいもの・・・私はどこまでも応援します。
のぼうの城。
本・テレビ・映画の話題

のぼうの城。

のぼうの城の、のぼう・・・は、でくのぼうの、のぼうだったのだそうな。予告編はテレビでも散々やっていたし、本編もテレビで見たのに、タイトルに絡むそんな重要(?)なことが何にも頭に入っていませんでした。テレビというのは選んでみる感覚が薄いので(コマーシャルも挟むし)、このように印象に残りにくいものです。
買い置きのDVD棚をたまたま見ていて目に付いたのがこの作品・・・何回か見たかなあ~・・・と思いながら手に取りました。映画の場合には、何回か見て初めて気づくことややっと分かることがあります。ですから、おもしろそうだ・・・と感じたときには何回目でも躊躇なく見てみる・・・この姿勢は大切です。
まるで野村萬斎のために描き下ろされたような映画。他の役者がすっかりかすんでしまうくらいの存在感・・・いやあ~立派なものです。彼ぐらい特殊な存在が出演すると、映画もまとまりを保つのは難しかろうに・・・と思ってしまうところですが、彼を中心に見事にまとめたものです。
人を動かすのは本や勉強で学んだ知識や理屈ばかりではありません。生活に根ざした親近感・一体感が共通の感情を醸成し、それが人を動かせるのです。大仰な仕草で人の心をすっかりつかんでしまうのは彼の天性か?歴史に裏打ちされた修行のたまものか?
この映画には、何があろうがたくましくよみがえる日本人が良く描かれています。
 
LASCAUX(ラスコー)。
本・テレビ・映画の話題

LASCAUX(ラスコー)。

LASCAUX(ラスコー)というフランスの洞窟のことはお聞きになったことがあるのではないかと思います。今を遡ること4万7千年から1万5千年ほどの昔・・・この地にたどり着いた我々の祖先ホモ・サピエンスはこの洞窟の中に素晴らしい絵を残したのです。古代の牛オーロックスやマンモス、サイやホラアナグマ・ホラアナライオンなどの今はもうヨーロッパにもこの世にもいない動物たちと共に、馬・鹿・トナカイなどが何百も描かれているのだそうです。
4万5千年ほど前にはホモ・サピエンスと共に種類の違う人間・ネアンデルタールもいたそうですが、絵を残したのはホモ・サピエンスの方だけ。我々の方が何かを生み出す力がより強かったのでしょう。その後にネアンデルタールが滅んでしまったことに鑑みてみると、ものを生み出す力の偉大さが分かろうというものです。
日本には・・・3万8千年ほど前に最初の人類がたどり着きました。ユーラシア大陸をひたすら東に進んだグループと、インドの海岸沿いをオーストラリアまでたどり着いたグループの末裔が、同じ様な時期に到着したようです。二つのグループの特徴は海を渡る技術を持っていたこと。海面が100メートルほども下がった氷河期でも、日本列島は大陸とは離れていたようです。ヨーロッパや他の地域で海を渡ることが出来るようになったのは1万年ほど前。ちなみに、人類(ホモ・サピエンス)が生まれたアフリカ大陸でも、すぐ隣のマダガスカルに到着したのはほんの2千年ほど前にしかならないということですから、3万8千年前に航海技術を持っていた日本人の祖先は優秀だと言えます。
この本は、私がこの手の話し好きだと知っていて長女が貸してくれたものです。最初は資料の羅列ばかりでとても読みにくかったのですが、読み進むうちに段々と面白くなってきて・・・日本の縄文古墳群も世界遺産に認定されるとかされないとか・・・いやはや、やはりこの手の話は面白い。
ジュラシック・ワールド/炎の王国。
本・テレビ・映画の話題

ジュラシック・ワールド/炎の王国。

ハン・ソロを皮切りに、これから話題作が目白押しです。今回見てきたのはジュラシック・ワールド/炎の王国。
例によってレイトショーです。でも、封切り間もないからか人気なのか・・・レイトショーとしては上出来の、会場に1/3ほどの人は入っています。
このシリーズももう5作目ぐらいでしょうか。インパクトが強かったのはなんと言っても第1作。見事な特撮で、まるで生きているように目の前に恐竜たちが現れたのには驚きました。人を丸呑みしてしまうTレックスの迫力といったら度肝を抜かれたものです。その後4っつの続編・・・しかし、どの作品もストーリーや脚本に無理があるように感じて、少し子供じみた展開に少なからず興をそがれた感じがしたものです。
それからみると今回の作品は、テンポといい展開といい緊張感といいなかなかに良い。人の気持ちの動きにも台詞にも無理がない。第1作を除いては、シリーズ中ベストの出来ではないかと思います。VFXを通じて創り出された世界観と恐竜たちはもはや文句の付けようもなく、縦横無尽に画面の中を走り回ります。5作品すべてに重要な意味を持って登場する恐竜は、大御所のTレックスとラピトル。今回は前作との関連が強く、人と心を通わせるブルーと名付けられたラピトルが良い仕事をします。
さてこのブルーの行く末や、野に放たれた恐竜たち・・・作品の終わりには次回に続くネタがたくさん仕込まれていました。まだまだこのシリーズは続けるつもりのようです・・・楽しみです。
創り出す人は偉大だ!
本・テレビ・映画の話題

創り出す人は偉大だ!

 長男が、新しく出たBLUE GIANT SUPREME(ブルー・ジャイアント、石塚真一)を持ってきてくれました。数々の漫画賞をもらっている、なかなかにおもしろい漫画です。ですが、漫画ですので音楽は全く聞こえてきません。音の全く聞こえてこない音楽漫画が成り立つことが不思議ではないですか?数々の賞をもらっている・・・ということは、読んでいる人に漫画で書かれている音楽がそこそこ理解できている(どんな音かは良く分かりませんが、何なり音が鳴っている・・・ように感じている)ということではありませんか?
音楽に限らず、人は自分の中にないもの(経験を通した蓄積のないもの)は聞こえませんし見えません(聞こえても見えても理解出来ません)。ならば、空想科学映画など誰にも理解されず興味など示されないようなものですが、現実にはアバターやスターウォーズが大ヒットするのです。これは、自分の中にあるものを組み立て直して類推することが出来る・・・ということでしょう。感動の大きさや共感の大きさはあくまでも個人の経験・興味の大きさや深さによるところが大きいものです。つまり作品の善し悪しは、人をいかに刺激し類推を促し感動を呼び起こすか・・・という作り手側の手腕と、それに応える受け手側の経験や洞察力・感受性によって決まるということです。しかし、人間に特有のこの能力にも限りはあって、そこそこの準備と下地も必要です。ですから、街中で突然に示された悪意あるいは善意などに理解が及ばず、なにが起こったのか良く分からない・・・などということにもしばしば出くわす訳です。
何を言いたいのかというと・・・この漫画を読んだ時にそれぞれの読者に聞こえている音楽はみんな違うもの・・・と言えるわけで・・・さしたるジャズファンでもない私に、パパ~やバッバーやタカタカなどの擬音だけで音楽シーンを成立させて、おもしろい!・・・と感じさせる作者はさすがに優秀だ・・・と言うことです・・・持って回ってすみません。
ハン・ソロ。
本・テレビ・映画の話題

ハン・ソロ。

夏の超話題作のトップを切るようにスター・ウォーズのスピンオフ映画ハン・ソロが封切られています。これは観に行くしか無い!という訳で、今回もレイトショーに出かけました。
描かれる時代はソロがルークやレイヤと出会う前、彼がまだ若造だった頃・・・と言うことは、前回のスピンオフ映画・ローグ・ワンなどと同じ頃なのでしょう。アウトローとしての彼がこうして出来上がった・・・の出だしを描いています。
ネタバレしますから詳しいことは言えませんが・・・スペースアドベンチャー、アクション映画としてはとっても面白かった。謎解きを交えて、リズムも良く、最後には大どんでん返し・・・期待する以上に大きな驚きが待ち構えていました。
それにしても最近のヒロインは一昔前とは違い美人系よりはかわいい系・・・この映画のソロの元カノもしかり。日本人には西洋風のすました美人よりその方が馴染みが良いものですが、アメリカでもそうなのでしょうか?それとも、製作にも配給にも強い影響力を持つ中国を意識しているのでしょうか?
前作のローグ・ワンといい今回のハン・ソロといい、歴史と伝統に翻弄されてがんじがらめの本編より、あきらかに自由で楽しめる。このままではスピンオフに本編が喰われますよ・・・頑張って!
15 MINUTES。
本・テレビ・映画の話題

15 MINUTES。

いくら鬼平が好きだと言っても、さすがに根気が続かないこともあります。そんな時には目先を変えて、ドーン・バーンの洋画のアクションが良い。買い置きしている物を探してみると・・・15 MINUTES(フィフティーン・ミニッツ)・・・聞いたことの無いタイトルです。聞いたことがない映画にもかかわらず買い置きしていたのは主演がロバート・デ・ニーロだったからでしょう。もう15年以上も前の映画みたいです。でも、ロバート・デ・ニーロならまあ観てみる価値はありそうです。
過激な暴力シーンは洋画の十八番ですが、この映画もご多分に漏れず。特に敵役の男は強烈。最近の日本でも、誰でも良かった・・・や、誰かを殺してみたかった・・・はたまた、暴力を楽しみたかった・・・みたいな動機で犯罪に手を染めるやつが多数出て来ましたが、この映画に出てくるやつもこんな感じ・・・いやさらに激しい。精神異常を装ったら罪に問われないことを熟知した上で殺人を続けます。金に目がくらんで、何もかも承知した上で無実を訴える弁護士。視聴率を稼ぐために自分たちにだけ都合の良い理屈をこねるマスコミ・・・何だか今の日本の縮図を見るようで怖いぐらいです。
ロバート・デ・ニーロはいかれたやつに殺されてしまうのですが、最後には写真下側に写っているイケメンが正義の銃弾で犯人を射殺・・・この辺がアメリカらしい。そんな結末でも用意しなければ、到底観ていられない身につまされる映画でした。
 
鬼平犯科帳。
本・テレビ・映画の話題

鬼平犯科帳。

このところ夜な夜なDVDを観ています。家族からは、また観ているの・・・とあきれ声。あきれられても面白い。観ているのは原作・池波正太郎、主演・中村吉右衛門の、ご存じ鬼平犯科帳。何がそんなに面白いのか?って・・・そりゃあなた、抜き差しならない人の生き様が見事に描かれているからですよ。
先輩にもらったこのDVDはもう何回観たことでしょう。全部で40枚以上。1枚に2話入ってます。時折スペシャルで1話だけのこともあります。だからみんなだと、だいたい70話を越えてあるでしょうか。一度観はじめてしまうとどんどんと続きが観たくなる・・・多い時には一晩で3枚、6話も観てしまうことがあります。
登場人物の人情が、いかにも粋な日本人を感じさせるのと同じように、建物も街の風情もとっても素敵。水が近くて軒が低くて・・・誰のため・何のために造っているのか分からないような今時の建物とは違って、何もかもが人間のスケールで造られています。時に非情で冷たくて・・・そんなたたずまいと共に生きている人間には自ずと緊張感が備わります。
鬼平犯科帳で綴られる物語は日本の心そのものです。何度観ても良いなあ~・・・こんなに生きてみたい・・・憧れだけがテレビの中で踊っています。