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デスクの上には七つ道具。
デスクの上の道具類はもう長年使っているものばかりで、中には30年選手のものもあります。私はこう見えても(?)結構きれい好きで物持ちもいいので、一度使い始めたものは長く使います。
奥にある筆記道具類は、なぜ一人の机にこんなにあるんだ・・・と不思議がられるほどの量。今でもプランは鉛筆で手書きするのでこれでも少ないくらい。夢中になって書いていると、鉛筆はどんどん芯が削れて太くなって、それを都度に削っていると集中が途切れるので、次々と持ち替えて・・・気が付くと10本ほども目の前に転がっているのは良くあることです。
芯が太くなったものはまとめて削ります。削りに使うのはカッター。大きいもの小さいもの中ぐらいのもの、最低3本ぐらいは目の前にあります。刃を変えながら切れ味を持続させることができるのがカッターの良いところ。
ボールペンなんかは1~2本あれば充分ですが、使い勝手が良いものを見つけた子供たちがくれるので、気が付くと20本ぐらいはじきに集まります。私は、くれる・・・と思っていましたが子供たちは、良いものは獲られる・・・と感じているようです。
愛用のペンシルケース(右下の細い方)は20年を超えて使っているもの。中には鉛筆3本(芯の反対側に消しゴムが付いているもの)と小型のカッター、赤鉛筆と消しゴム、三角スケールとボールペンが決まって常に入っています。
古いものの左隣にある少し大きいのは、見栄えが悪くなったのを見かねた娘が買ってくれたもの。中には種類も本数も全く同じ筆記道具関連物が入っています。これでも10年以上は持っていると思います。現場に行くと時々忘れて帰ってくるので、名刺を挟むところが付いているものを選んでくれました。
電卓はキャノンの「使いやすさに徹した10桁」が売り文句の品物。たくさんの機能は必要なく使い勝手を優先したものの方が断然役に立ちます。実は本物は木の家工房Mo-Kuに忘れて来たので、これは代用品。15年ほど前に買い足したもので、仕方なく使っています。同じメーカーで同じような大きさ。同じような機能が付き、スイッチの配置も似たようなものを選んだのにどうもしっくりきません。人の感覚は微妙なものです。
決まったものが決まったところにあって、快適にスムーズに使えて間違いのない仕事ができる・・・こんな環境が私は好きです。