家づくりvision

vision 02提供したいもの

安全

耐震

建物の強さは、構造の種類によって左右されません。コンクリート、鉄、木・・・いずれの構造においても「どの程度の安全率を見込んだ設計になっているか」が、強さの決め手となります。
中村設計では木の家に特有の経験則に基づいたノウハウを活かし、先人の知恵を借りながら、計算に基づいて入念に構造上の強度を検討します。数百年に一度の地震や台風にも、しっかりと備えましょう。

防火

住まいの防災においては、燃えやすい・燃えにくい…ということよりも、火災の初期にいかに安全な避難を可能とするか・・・が大切です。燃えないコンクリートや鉄も、有毒ガスや熱による骨組みの変形(鉄骨造の場合)などの問題を抱えています。
木は1分間に約1ミリの早さで内部に燃え進みますが、表面が30ミリ程度(約30分)炭化すると、それ以上燃えにくくなります。木材の持つこの特徴が初期消火や避難に大変有効です。太く大きな木に火がつきにくいのは、多くの人が経験されていることでしょう。太く・大きく・厚い木使いで、火災にも強い、人命最優先の住まいづくりをします。

安心

F☆☆☆☆の建材を使っていれば大丈夫・・・なのでしょうか。今は規制の対象外になっているものが、いつ危険なものであると立証されても不思議ではありません。
選択の幅を極端に狭める必要はありませんが、家づくりはできるだけ素朴な材料でしたいものです。木・土・紙・石・・・私たちの原体験の中の風景を形づくる材料が、すこやかで感性豊かな空間を提供してくれます。

季節感豊かな住まい

機械依存の少ない暮らしとは?

高気密・高断熱で守りを固めて窓は最小限・・・機械効率を最優先に考えた住まいは、同時に機械依存の高い住まいである・・・という矛盾をはらんでいます。風を感じ、陽差しを楽しみながら、風景と共に生きる・・・美しい四季を持つ地に住む私たちには、私たちだけに許される住まい方があります。自然を楽しむための大きな開口部。

強い陽差しや雨・風から暮らしを守るしっかりとした屋根、深い軒の出。湿気の高い日も快適に過ごせる調湿性や通気性を持つ材料で造る呼吸する住まい。
熱や冷気を蓄え自然のめぐみを暮らしに活かせる住まい・・・
快適で季節感が豊かな機械依存の少ない住まいづくりをします。

資産として
継承していける住まい

構造安定性への配慮

住宅は、長く現役であってこそ資産。ローンを払い終わってすぐ寿命を迎えるようでは、ただの「負債」。財産とは言えません。国による長期優良住宅の普及促進なども進み、手入れをしながら100年は住み継げる住まいが、一つの理想的なイメージとして共有されるようになりました。一方でそれが目標となるというのは、現状がそうではないことを示しています。日本の住宅は、先進国で有数の短寿命だと言われているのです。

木造にあっては、柱・梁組(基本軸組)の貧弱さと、住継ぐこと(増改築)への対応不足が大きな原因だと思っています。構造安定性が高く高耐久で経済的な上、間取りの変更が容易な基本軸組が必要です。世代ごとに手直しをしながら、家族のアイデンティティと共に親から子へと受け継げる住まいこそが、資産としての価値を持ちます。民家型構法による綺麗なグリッドでしっかりとした基本軸組を組みあげ、増改築が容易で、資産として継承していける住まいづくりをします。

内部結露への配慮

長寿命を妨げるもう一つの原因は内部結露です。内断熱(壁の中に断熱層を持つ構造)の住まいでは、断熱材の内部で結露する可能性が高く、そのために厳密な気密性を要し、結果として機械依存率をより高めてしまう・・・という悪循環を断ち切れません。 外断熱(構造材の外側に断熱層を持つ構造)と室内側の木材あらわし工法で、木材が呼吸でき、内部結露の少ない住まいを実現します。

カビや雑菌、湿気などの心配のないさわやかな室内環境を持つ、長寿命な住まいをつくります。

なにをもって経済的とするか

住まいは存続する限りメンテナンスの費用が発生します。住まいの経済性は新築時の建築費だけでなく、取り壊し費用までをトータルで見通してはじめて判断できます。耐用年数が長いもの。

メンテナンスや増改築が容易で安価なもの。機械依存が少なくランニングコストの安くつく住まいは結果的に、住まい手への負担が少なくすみます。土に帰る自然素材と、再利用の可能な材料で住まいを造りましょう。環境負荷が小さく、長く快適に使える住まいこそエコノミーでエコロジーです。