今日の現場からdiary

たのしい四季がめぐる家

  • 住宅
竣工

竣工

完成

無垢の木と珪藻土・和紙などで出来た空間は穏やかで清々しい。
薪ストーブの火が揺れる心地良い空間から眺める山々も、季節ごとに景色を替えながら住まい手を癒してくれることだと思う。
ご指名頂いた住まい手とお付き合いいただいた造り手に感謝しながら竣工を迎えられることを幸せに思う。
皆様ありがとうございました。

薪ストーブ

薪ストーブ

完成

大きな空間を持つ平面計画の住まいでは冷房よりも暖房に気を使う必要がある。
この住まいでは薪ストーブを選択した。
薪ストーブは緑環境に優しいばかりでなく、目の前で燃える火が不思議と人を引きつける魅力ある暖房器具である。
建物には2階の床を一部スノコとして、この器具一つで家全体を暖める工夫がしてある。

アプローチ

アプローチ

仕上

アプローチには金錆石(黄色味を帯びた御影石)の平板を並べた。
仕上げは整いすぎないように小タタキ、側面は割り肌のままなので自然石っぽい。
廻りには黒っぽい砂利を敷き詰めこれで仕上がり。
手前の良土が入っているところには、住まい手がこれからひまをみて少しずつ緑を植え込んでくれる。

外部の流し台

外部の流し台

仕上

屋外には足洗い場の他に外部用のステンレスの流し台も1台取り付けた。
土付きの野菜を洗ったり、大きい目の魚をさばいたりと、現実の生活が始まると案外と役に立つ設備である。

足洗い場

足洗い場

仕上

外部にもいくつかの水栓を付ける。
一つは車庫の近くにクルマのメンテ用のもの、もう一つは庭の水まき用とすることが多い。
水まき用は排水も取って、足洗も兼ねる。
廻りをピンコロ石で囲んでおくと木の家とのマッチングも良い。

木製デッキ

木製デッキ

仕上

眺望が良く、掃き出し窓が並ぶ東側には木製のデッキを取り付けた。
材料は水に強い桧材、木材保護材のウッドロングエコを塗った。
掃き出しの外部のデッキは内部とつながって、室内に一層の広々感を与える要素となる。

設備器具付け

設備器具付け

仕上

室内の仕上げが出来ると電気・給排水の器具付けが始まる。
写真は珪藻土壁に付いたスイッチ類。充分に乾燥するのを待って一斉に取りつける。
これが出来はじめると仕上がりも近い。

手洗い鉢

手洗い鉢

仕上

トイレの手洗いも造り付け。
天板は桧の耳付き厚板、鉢は美濃焼。
焼き物をする方ならばご存じだろうが、陶器は焼くと縮む、慣れがないと水道器具と寸法を合わせて製作するのは難しい。

木製キッチン

木製キッチン

仕上

キッチンは使い勝手を入念に打ち合わせた後、家具工事で製作した。
天板はステンレス、そこにコンロや食器洗い機などを組み込み、背後の食器棚と共に桧材で造り付けた。
もちろん引き出しの中まで無垢の木で出来ている。

木製家具・建具

木製家具・建具

仕上

左側の玄関収納は、木製の建具とデザインを合わせて桧材でこしらえた。
天板は耳付きの一枚板、扉は桧枠に桧の小幅板を落とし込んだ。
もちろん中まで合板などは使わない無垢の品物。