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孟子の平屋

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配筋検査 その2

配筋検査 その2

基礎

基礎の立ち上がり部分は、構造上重要な地中梁に相当するものだと認識したい。
高さを充分に取ること。上下に主筋を設けること、スタラップ変わりの立ち上がりには必ずフックを取ることなどを重点的に見る。
確認は目視に頼りすぎることなく、必要に応じてしっかりとメジャーなどで計測する。

配筋検査

配筋検査

基礎

基礎の鉄筋が組み上がった段階で配筋検査を行う。
役所や瑕疵担保保険関係の検査もあるが、監理者はそれらとは別に監理者責任を持って独自の検査を行う。
この時には基礎の形状・寸法はもちろん、使われている鉄筋の規格・種類・太さや、継ぎ手・定着・余長などの配筋全般に対する項目を確認する。

土工事

土工事

基礎

地盤改良工事(表層土の入れ替え)を終えた後は基礎関係の工事にかかる。
まずは土工事。
建物形状(基礎形状)に合わせて採石を盛り土・成形・締め固めする。
表層に防湿シートを敷き込み、捨てコンクリートで押さえ込む。
このシートと基礎スラブのコンクリートで地面からの湿気を遮断するとともに、シロアリのリスクも軽減できる。
捨てコンクリートは墨出し(現場での寸法明記)に必要であるばかりでなく、後の型枠の立て込み精度を高める。

地盤改良

地盤改良

基礎

事前に行った地盤調査では全体にしっかりとした地山であることが確認された。
しかし、表層の一部に地耐力が弱い部分も散見されたため、念には念を入れて表層土の入れ替えを行う。
50センチほどの土を掘り起こし、道路の支持地盤造りなどに使われる締まりの良い砕石混じりの土で埋め戻す。30センチごとの丁寧な締め固めを忘れない。
弱い表層土と支持地盤となる層の土は明確に色が違ったために、工事は想定よりもスムーズに進んだ。

地鎮祭

地鎮祭

敷地計画

冬の良き日を選んで地鎮祭が行われた。
土地の神様に住まいを建てることをご報告すると共に、工事の無事の完成と関係者の安全を願う。
この時には神主さんからお札と、基礎の下に埋め込む鎮め物を預かる。
鎮め物は施工者が大事にお預かりして、基礎工事の際にコンクリートの下に埋め込む。

孟子の平屋

孟子の平屋

敷地計画

新築なのにどこか懐かしいレトロな感じ、田舎のじーちゃん、ばーちゃんちのようで所々オシャレ・・・を目指して提案したのは、どの部屋からも地面に降りられて、中と外が一体で使える、30坪を少し超える大きさの平屋。
外壁は全面に焼き杉板を横に張り、屋根は切り妻の大屋根をシンプルにかけた。

孟子の平屋

孟子の平屋

敷地計画

はじめて敷地を見せていただいたのは去年の春だった。
敷地は100坪を超え、北側に道路、他の三方は畑に面しいずれも一段低い。
南側には、少し先の貴志川を挟んで山並みが連なる。あいにくの雨の日であったが、その山々が雨粒にかすんで幻想的に目の前に拡がった。
家の前で家庭菜園がしたい。縁側に腰掛け、畑をしながら自然と共に暮らしたい・・・そんな建て主の思いを実現するには格好の敷地であろうと感じた。