今日の現場からdiary

孟子の平屋

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浴室

浴室

造作

浴室は下部のみのハーフユニットと現場での造作工事を組み合わせて構成する。全体に防水工事が終わった室内にユニットを建て込み、取り合いは改めての防水処理。上部には桧の板を張り込む予定。
ユニットならではの万全の漏水対策と造作工事でないと出ない手造り感を合体させる。

壁貫通部

壁貫通部

造作

エアコンのスリーブなどで後日壁を貫通する工事が必要なヶ所は、内壁を張る前の構造材が見える段階で前もって貫通の細工を仕込んでしまう方が良い。
現場の状況を知らない設備工事者が、後に間柱・筋交いなどの重要な部材の場所が分からず、それらを破損してしまう危険を避けるためである。

断熱材

断熱材

造作

断熱は外断熱と内断熱を組み合わせて対応した。
外部には木毛セメント板。内部にはパーフェクトバリアを使う。
木毛セメント板は木の繊維をセメントで固めたもの。パーフェクトバリアはペット樹脂由来の断熱材である。
両方ともに共通する特徴は、人体に悪い影響を与えず透湿抵抗が低い(湿気を通しやすい)事である。
建物全体で呼吸する工夫を考えないと木の家は快適には住まえない。そのためにも断熱材の選定は大切である。

気密工事

気密工事

造作

気密工事として壁下地にフィルムを張り込んだりしない。そうしてしまうと、室内の湿気は行き場所をなくして結露やカビの心配を抱えることになる。その代わり、壁内部に透湿抵抗の高い断熱材を使わないことや、耐力壁の構造用合板や室内仕上げのビニールクロスをなくした上で、設備などの小さな穴も必ず塞ぐ、床下の風を壁内に上げない・・・などの細やかな対策を根気よくして、住宅としての気密性能を確保する。

押入

押入

造作

押入内は調湿機能の優れた杉板を張って仕上げる。
材料に気を使うばかりで無く、背面には通気の桟、棚板はスノコ状にして空気が動くよう工事でも工夫をする。
合板などで安直に内張りしてしまうと、カビ臭さや後の湿気対策などに悩まされることになる。

電気工事

電気工事

造作

設備工事も急ピッチで進んでいる。写真は電気のボックス取り付け工事。
壁張りに先立って、蓋されてしまう前に壁内に仕込んでしまう。
最近では照明器具以外にもドアホンや各種の操作盤などがあるので、場所によっては込み合うほどの配線となる。

薪がこんなに。

薪がこんなに。

造作

薪ストーブを据える・・・と決まってから、現場で発生する端材は処理すること無く集め始めた。
いずれも杉・桧などの針葉樹であるが、ストーブの温度を早く上げたい時のたき付け(火の入れはじめ)には適した材料。
これだけあればひと冬を越えて持ちそうな気がする。

煙突工事

煙突工事

造作

本体の設置に先立って煙突部分が施工された。
この部分は屋根の水密層を貫通するところだから念には念を入れての工事。
防火に対しての配慮も抜かりなく、煙突は2重で風道も不燃材による被服は抜かりない。
材料そのものは鉄板、これにつや消しの耐熱塗装をしたもの。

浴室防水

浴室防水

造作

当事務所のクライアントでは、浴室にシステムバスを採用する方と造り付けを希望される方は半分半分ぐらいの割合。この住まいはハーフバス(下半分だけの既製品)を使って造り付ける。
浴室から他の部分に湿気が回らないように、浴室の内部全体にシート防水工事を施す。
外壁のサッシ取り付け部分や、脱衣場からの出入り口などの開口部材が取り付くところも丁寧に覆う。

屋内造作

屋内造作

造作

屋内の造作工事は敷居・鴨居を入れるところから始まる。
敷居・鴨居は共に地場産の桧材。
開口部は基本的に引き戸を採用してるので、出入り口はだいたいこのような細工になる。(写真は畳間の入り口鴨居)