今日の現場からdiary

孟子の平屋

  • 住宅
  • 平屋建て
屋外排水工事

屋外排水工事

造作

屋外では、盛り土や整地が一区切り付いたところで給排水の屋外排水工事にかかる。
屋外排水工事は足場がはずれたこの時点か、上棟前の足場のない時点かで行う。
どちらを選ぶかは現場や施工者の段取りによるが、土入れ(盛り土)などの必要がある現場では、その工事が終わってからでないと施工出来ないことが多い。

洗面台

洗面台

造作

洗面台はタイル仕上げで造り付ける。
タイルを貼ると水に強い・・・という誤解があるので、下地には注意する必要がある。タイルは水を通さなくとも目地からは透水するからである。安心感から水には無頓着になり、事態はますます悪くなる。そうならないように、下地にはしっかりと防水処理を欠かさないようにすること。

浴室

浴室

造作

浴室は下部にハーフユニットを据え、上部を造り付けた。
壁は桧板を水切りが良いように縦張り、天井は湿気が停滞しやすいので既製のバスリブを張ることにした。
もちろん下地にはしっかりとした防水層を付け、仕上げとの間には通気層も設けている。

建具材

建具材

造作

建具材は、建築用木材とは質も流通経路も異なる。
一般に、目込みで色味・目通りが良く価格も遙かに高い。だから質の確保と価格の抑制は大きな課題である。
本格加工を前にして材料検品に建具屋の作業場を訪れた。どの材料も良質材で良く乾いている。

土間コンクリート

土間コンクリート

造作

勝手口廻りの土間コンクリートを施工する。
この場所にクルマを突っ込んで、雨の日でも濡れることなく乗り降りが出来るように計画されている。
土間コンクリートの廻りに埋め戻したのは締まりの良い砕石。雨に打たれても地面が練らないように・・・の配慮。

雨水タンク

雨水タンク

造作

この住まいにも住まい手の思いと工夫が詰まっている。
写真は住まい手が用意された雨水を再利用するためのタンク。平屋で屋根が大きいので、建物形状を上手く利用してこのタンクに雨水を溜める。水は縦樋を直結して供給。オーバーフローは縦樋受けの配管を利用して最寄りの会所に排水する仕組み。

外構工事

外構工事

造作

外構の工事も始まった。写真は土間コンクリートの打設準備の様子。
土間コンクリートは基礎の構造スラブなどとは違って、直接建物の安全性に関係することは少ない。コンクリート内に打ち込む鉄筋も建物を支えるほどは必要ないく、あくまでコンクリートが割れてしまうのを防止する程度。ただし、鉄筋の位置は大切なので、順当なところに配置できるようにスペーサーなどの配置には気を付ける。

天井

天井

造作

ほとんどの天井は杉の化粧野地板あらわしとなっているが、水廻りなどの一部の小さな部屋の天井では高くなりすぎるのを嫌ってその下に真っ直ぐな天井を造った。下地はプラスターボード。
プラスターボードは石膏を厚紙で挟み込んで造ったボードであるから、給放湿性能も高く、透湿抵抗もそれほど高くない。一般のクロス下地としてよく用いられるボードであるが、この上にビニールのクロスを貼ってしまったのでは折角の良さをスポイルしてしまうことになる。そこで、私は和紙を貼る。同じクロスであるが、和紙はビニールと違って給放湿性が高く透湿抵抗も低い。

壁仕上げ張り

壁仕上げ張り

造作

納戸や押入それに洗面・脱衣などの水廻りの壁は、特に湿気対策として板を張り込む。
使用しているのは杉板。合板などの透湿抵抗の高い材料ではカビなどの心配が残る。
右上に見えているのは浴室換気扇のダクト。真っ直ぐな天井を張っていないので隠れるところがなく露出となる。

造作工事

造作工事

造作

間仕切り下地が出来ると、壁張りに先行して床の上に巾木を取り付ける。
壁の受けを兼ねた本格的な巾木は見込み(厚み)36ミリ。見えないところにしっかりとした部材を使うのは設計と施工の良心。